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セミナーの目的は、
旅行業界で躍進続ける H.I.Sの成功事例を基に、
「人を削らず、経費を削る」経営管理と経営戦略を中小企業に提供すること。
【 経営セミナー 】 演題「 2千億円企業への軌跡 〜人を活かし経費削減するテクニックとは〜 」
講師 ビッグ・フィールド・マネージメント株式会社 代表取締役・スカイマークエアラインズ株式会社 監査役 大野尚(おおの ひさし)さま
著書 これならできるよね。―中途半端な僕にもできた「成功の基礎のキソ」
2007年6月18日(月) 13:30−15:30 岡山商工会議所 1階 大会議室 主催 岡山商工会議所 中小企業新興部 経営指導課
「 誰にも負けない、絶対やるの心得 」
講師は自らを「外こもり(イタリアにこもった)」と称す傍ら、H.I.S上場の立役者として役員の重責を果たした大野氏。
コンサルティング会社の代表取締役・航空会社の監査役・福岡大学非常勤講師、さらにTV・ラジオで活躍するビジネスアスリート。
実績に裏打ちされた経験と気概を備えるスーパー講師。
「 お金をかけずにスグ出来ること 」
海外旅行専門会社として設立まもない H.I.S九州営業所の拡大にあたり急ぎ、取り組んだのは他社をベンチマークすること。
顧客視点より観察すると解決すべき課題が2つ見えてきた。 整理・整頓・清掃・清潔・しつけの「5S」と「挨拶」だった。
「 達成すべき目標を設定 」
世界一の挨拶とは、その数値化は極めて難しい。 そこで他社社員の優れた挨拶を見つけ出し、目標に設定。
それを超越するOJT(On-the-Job Training)に精励した。
「 スピード 」
加えて他社のベンチマークにより、スピードの重要性を痛感。 「ちょっとお待ちください」「少々お時間を」と、とにかく待たす。
簡単な問いさえ即答できない。 分かったことは、自社製品・サービスの浅い理解が機会損失の原因であるということ。
ポイントは、1. 挨拶・清掃など行動を起すスピード、2. 即答のスピード、3. 課題・問題解決への着手のスピード、とのこと。
成功の秘訣、キーワードは「あきらめない」
I can't ではなく常に I do で考える。 あきらめれば可能性はゼロになる。 トップ自ら諦めず継続することが大切と。
それが成功の秘訣と繰り返す。
「 目標達成は段取り力 」
1日の仕事を時間割りに仕立て、完了・未了チェックを行ない、問題解決の習慣を身に付けることが達成への早道とのこと。
1日の次は1週間、ひと月の先は1年と、将来ビジョンが描けるようになる。 夢のビジュアル化ができたらすぐにスタートだ。
『 当たり前のことを当たり前にする。 特別なことは何もなかった 』
「 お金をかけずに出来ること 」
無料パブリシティを活用する大野氏流ブランディング。
持てる情報を惜しみなく伝えて、一般客→ファン客→知人客→友人客→信者客へと、顧客の支持と信頼を集めた成功事例。
流浪体験で得た海外旅行ノウハウを無料で提供していると、良いクチコミが広がりはじめ、パーソナルブランドが構築された。
「 集中とスピードと継続 」
ビジネスの成功要因は大きく3つ。
集中のための良いリラックスが出来るかどうか。 既に述べた3つのスピード。 そしてあきらめないという継続。
加えて「MMY(マネテ・マネテ・ヨクスル)」、良くするところに優位的差別性が生まれ、ブランドが根づくという粋な提案も。
「 トップがすべきは自分より優秀な人材の育成 」
セミナーのラストシーンで共感を覚えた言葉。 人を活かしムダ、ムラを排除することで、企業を元気に。
すべての製品・サービスは人を介して値がつくと、商売原則に立った人の育て方・活かし方を教授して下さいました。
人生山有り谷あり、諦めなければまた、山頂に立てるという教え。 ありがとうございました
【編集後記】
セミナーの醍醐味は臨場感。 講師の考え方はもとより、書では体感できない気概に触れられる良い機会。 名刺交換のおまけまで(嬉)。
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