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「 竹集成材プロジェクト 株式会社 テオリ 」
添水(そうず)の竹筒が“コン”と石を叩く、日本庭園を想起させる音。
抹茶を盛る茶杓(さしゃく)と茶筅(ちゃせん)など、継承すべく文化の中に垣間見る素材としての竹(bamboo)。
直線的木目と等間隔の節は、稀に見る自然の几帳面な線描画。 礼節を重んずる人々の、竹素材を好む所以かも知れません。
しかも丈夫で味のある竹材は、木材に比べ伐採までの期間は短く理想的。 但し、竹の中空形状より製材としての大きさは不十分。
従来、竹を大きな集成材に加工する技術は乏しく、素材サイズの面から小物産品の好適材料として扱われたものと推察しています。
そんな素朴な竹材を、インテリア・エクステリア製材に創り変えた TEORI(テオリ) という会社。
20年前、竹の利活用に興味を覚えた一人のフロンティアの、想いと気概が果たした偉業。
それが今日の「竹集成材プロジェクト」。
一年で成木になる竹を、材木に代えて有効利用できたら環境保全できるかも? 環境ビジネスに特化した成果としての竹集成材。
その加工技術は竹産品の歴史を集成したハイテクで、竹林が自生する岡山県真備町が育んだハイチク(竹)産業と賞賛したいもの。
まさにこの日、竹集成材チェア TENSIONに届けられたグッドデザイン賞受賞の朗報。 おめでとうございます
画像は、しんきん合同ビジネス交流会の会場 「コンベックス岡山」
第3回しんきん合同ビジネス交流会は、
岡山県内の信用金庫をはじめ産学官協力のもと、地域企業の事業マッチング機会創出を目的とした岡山のビジネス交流会。
2007年9月12日(水) 於 コンベックス(CONVEX)岡山
主催 しんきん合同ビジネス交流会実行委員会 後援 中国経済産業局 岡山県 山陽新聞社 TSCテレビせとうち
地産の逸品に出会える魅惑の会場
「 サスティナビリティー(持続可能性) 」
伐採が傷つけた森林の再生に要する時間は長大。 一方、竹林の場合
雨後のタケノコと聞けばピンと来る、竹の地下茎が次々 竹の子を生やすことから、植林の手間さえ不要とか。
しかも材木に比べて成長スピードは3-5年と極めて早く、再生可能な天然植物資源として この上なし。
竹素材はいわば、地球に優しいスーパーマテリアル。
循環型の素材として、また、頑丈な竹集成材が作る生涯家具のサスティナビリティーに期待が高まる雰囲気も。
今後の飛躍が益々 楽しみ。 詳しくは 株式会社 テオリ さん
「 火と土の芸術 備前焼 」
アーティスティックな竹製品のブースより数歩、
岡山県が世界に誇れる伝統芸術 備前焼アレンジ花器の前にて思わず釘付け。
そもそもこの器、隣人から火種を貰い受けるための陶製の器具。 その名も、火もらい。
薪の灰が生地表面に付いてできた模様、胡麻の風合いが美しく。 派手さはなくとも飽きの来ない美観に、異論なく感服。
← 後楽窯さんのホームページ
「 開けずにビックリ 花手箱 」
最後はフラワーアレンジメント工房の嬉しいサービス。
気持ちを込める贈り手は、その花が一日でも長く美しくと願うもの。 喜ぶ受け手はその花を、長く楽しみ感謝したいと思うもの。
そんな想いをつなげる花美工房さんの花手箱。
開けてビックリ玉手箱。 パッケージを開けずして従来品を上回る花の寿命に驚かされる花手箱。 大手花壇もビックリだ!?
詳しくは 花美工房 さん
400社に迫る中小企業と大学などの研究機関が会する場内で行なわれた多種多様なプレゼンテーションプログラム。
地場産業に眠れる逸品の、その魅力を100%表現する力が備われば、大きな一歩を踏み出す企業は多いはず。
産学官が補完し合う好機ゆえ、次回の課題はそこにアリと痛感した次第です。 ( ビジネス交流会で見学した逸品をクリッピング )
【編集後記】
岡山地産の逸品に目を奪われ足を止め、あっという間に時間切れ。 参加企業とスタッフの皆さま ありがとうございました
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