- ブログネタ:
- データサイエンティスト に参加中!
「 データサイエンティスト協会 発足 」
2013年7月16日(火)。プレスリリース “ 一般社団法人データサイエンティスト協会発足について ” 関連の記事を翌日 7月17日、日経朝刊で拝見し、とても嬉しく感ずるとともに、地方においても素早く備えておくことが肝要と考え、急ぎ本エントリーを配信することと致しました。
はじめに、ビッグデータおよびデータサイエンティスト等の言葉の意味についてはリンクを辿るか検索エンジン等で確認いただくとして、大事なことはビッグデータ利活用により何が変わり、なにが良くなり、その利便性に潜むリスクは何か。それに関し、IBM 様のWebサイトより『5つのユースケース。ビッグデータへの取り組みの流れを変える第一歩』をご紹介。
その先の一歩については既に様々なWebニュースが報じられているので、具体的な事例については検索エンジン等を駆使して有用な論考を膨大な情報の海から抽出し、先の市場の動向を推察。消費行動を予測し、過去の経験則と知見を基に仮説を立てては検証し、試行錯誤を繰り返して実証。ビジネスモデルをアップデートしながら事業計画を着実に達成願います…。
と、そんなこと突然、言われたって……。
「 急がれる地域のデータサイエンティスト(分析人財)養成 」
さて、上述に関し、資金力、人材ともに恵まれた大企業なら即日実行は可能であっても、それを地方の中小・零細企業や地域の自治体に置き換えるとき、極めて難しい。一つは資本のチカラといえますが、それより困難を極めそうなのが、人材の問題。 データサイエンティストを支える(兼ねる)のはエンジニアであるものの、ブログエントリー『地方からITエンジニアが消えていく』が問題を提起くださるように、地方の経済圏におけるIT事情は極めて深刻。
20年ほど大企業に勤務した私は、都会と地方、大企業と中小企業、スーパーと地域の商店街、世代間に開きゆく情報格差を身をもって痛感しているので、クラウドやビッグデータ関連ニュースに触れるたび、マーケティングの素養とデータマイニングの感覚を備えた人材の確保、獲得が、地方経済を強く支えていく上での緊急かつ重要課題。そう感じてなりません。
データサイエンティスト協会 発足に期待するとともに、地方の健やかな未来を願う者として、地域ぐるみで考えるべき大切な課題を提起し、今後のシグナリングに努めます。