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『わびさび』は、「侘(わ)び」と「寂(さ)び」という本来異なる概念が合わさった「日本伝統文化の美」を表現する言葉。
何百年の時を経て練成された、深い味わいある表現。
『後楽園』で出会える「わび」と「さび」
さて「わび」とは、飾らない閑静な暮らしを良しとする考え。
また「さび」とは、経年変化で古びた様子に「美」を見る心。
いつしか「異なるふたつの概念」は調和をはじめ、今に至っては、陶芸作品や骨董品など「伝統美術工芸品を評価する表現」「褒め言葉」として多様されるようになりました。
日本列島は四方を海に囲まれた縦長の列島。北と南の様々な風土、四季がもたらす情緒豊かな文化が融合。
その味わいを嗜む日本の美観が『わびさび』なのです。
初めてみる伝統さえも遡るような懐かしさに浸れる、そんな日本人独特の懐古感。 日本の心はDNAに刻まれ、受け継がれていくのでしょう。
後楽園を歩き、学び、茶をすすり、また歩き、教わり、そして気づくこと。
鳥たちの戯れと陽の傾きを楽しむ半日。 モノやお金で手に入れることの出来ない大切な時と空間。
時空を超越する『わびさび』に、満たされる心を知る次第。
水と緑が魅せる美しい庭園、日本三名園 岡山後楽園でアナタの『わびさび』を探してみませんか? 心の宝モノがたくさん見つかることでしょう。
【編集後記】
先日、公設ボランティアの方から園内の説明を頂くことに(左の写真は池田綱政公が愛した朝食処)。
「おほほ石」など、パンフレットに載らない説明が楽しくとっても感謝。 親切なガイドに徹してくださり、有り難うございました。
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