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岡山名誉県民 土光先生の顕彰碑を紹介するページ

経営の学びの苑へ
画像は2007年7月15日(日)、岡山カルチャーゾーンのメインストリート城下筋を背に撮影した「土光敏夫先生 記念苑」の案内ボード。

(後ろに見える建造物は天神山文化プラザ、左手は岡山県立美術館の一部)

岡山が輩出したビジネス・パーソンといえば、まず土光敏夫氏。 氏は1896年(明治29年)、現在の岡山市生まれの実業家。

今日の石川島播磨重工業と東芝、超特大企業2社を建て直し、第4代 経団連会長を努め、増税なき財政再建・三公社民営化などの行革に献身された御仁。

土光敏夫先生の顕彰碑 岡山名誉県民「土光敏夫先生 記念苑」

土光先生「日新 日日新」座右の銘也
その日本経済界の御大が常々、口にされた言葉は「日新 日日新」。

中国古典「四書五経」にある「荀日新、日日新、又日新(読み:まことに日に新たに、日に日に新たに、また日に新たなれ)」の一節。

新たな毎日、昨日より(成長した)今日の新しい姿、そして新たなる決意(チャレンジ)。

「刻一刻と進化する世において、常に修養 自分を磨き高め、社会貢献に勤むるべし」と咀嚼(そしゃく)する次第。

岡山名誉県民 土光敏夫先生
画像は土光先生の顕彰碑に刻まれたご略歴。

中でも1986年(昭和61年)に授章されたのが「勲一等 旭日桐花大綬章(くんいっとう きょくじつとうかだいじゅしょう)」。

それは1987年(昭和62年)、松下幸之助翁(位階 正三位)授章の一年前であり、土光先生の位階は従二位というから あらためての驚きも。

ちなみに従二位(じゅうにい)は正三位(しょうさんみ)のひとつ上の位。

天空へ羽ばたくが如し
その偉大なる土光先生に親しみを覚えさせる呼称が「めざしの土光さん」。

「行革の鬼」「ミスター合理化」と厳しい異名を得た経営者が、こよなく愛したというメザシと麦飯。

先生は、「社会は豊かに 個人は質素に 思想は高く 暮らしは低く」を信条に日々、新たなチャレンジから数々の難関を突破され。

まさに「質実剛健」とは土光先生の為にある言葉。

当時の総理大臣に請われて行革に就いた師は、奢り高ぶるどころか質素倹約にて修養を続ける見事な毎日。

天空へ舞い上がろうにも石ほど重たい意志がそうはさせない。 空耳か、師の顕彰碑がそう語っているような気がします。

質実剛健 メザシの土光さん
ビジネスとは、経営とは、社会貢献とは、人生とは、かくありたし。

ビジネスの、人生の手本がここにある。

最後に岡山のビジネスアスリート、土光敏夫先生の言葉をひとつご紹介。

「 問題は能力の限界ではなく執念の欠如である 」 企業家と起業家は、胸に刻んでおきたい気概のショートフレーズ。

先賢の 事業センスに触れたし岡山の ビジネス御苑(経営を文化視点で学べる岡山カルチャーゾーンにて)。


『もっと♪岡山』|1.岡山の自然2.岡山の歴史3.岡山の文化4.岡山の産業


【編集後記】
岡山のピカソ(Picasso)展 2007
ルートヴィッヒ 美術館コレクション「ピカソ展」は2007年7月24日(火)- 8月26日(日)まで。

土光先生顕彰碑より徒歩2分の岡山県立美術館に於いて。


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