<< 遠い類推 : Concepts worth spreading >>
政令市 岡山市は “ コンパクトシティ ” で衰退への巻

◎ プア・ジャパン「 気がつけば貧困大国 」読了所感 
プア・ジャパン 〜 気がつけば「貧困大国」〜ア・ジャパン 気がつけば「貧困◯◯」を学ぶ

野口 悠紀雄さんを私淑する私は新刊情報、『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』を目にするやいなや県立図書館リクエストフォームに入力し、先般ありがたく拝受。グローバルレベルでカップリングしている難解な経済問題や社会力学をも明晰に分解し平易に言語化。しかも、どうすればよいかの道筋までお示しくださる氏の教示に常々感謝の候。今回お借りした書も表紙をめくらば、「はじめに 補助金や円安ではなく、人材の育成を」と日本再興のためのパーパースに始まり、続けて「ついにここまで衰退した日本」と現状は示され、「円安と補助金が、古い社会構造を固定化する」そう問題提起はなされて、「古いエンジンのままでは、日本は復活できない」と警鐘は打ち鳴らされており、忽ち政策起業家の深い思考の旅もまた始まりました。いま将に岡山市民は街の「衰退」「成長」の選択を迫られていることから、YAHOO!ニュース「コンパクトシティはなぜ失敗するのか 富山、青森から見る居住の自由」を想起し、急ぎ読了コラムを配信することに。

野口 悠紀雄さんの同書の骨子は、円安と補助金行政は古い制度を温存し、イノベーションの先送りを助長するだけでなく、グローバルレベルの高度人材獲得競争に連敗することとなり、企業や閉塞社会の市場競争力は、低下の一途。この窮状から脱却するには、第7章の7「社会制度の改革が必要」という結論へと導かれ。

こと岡山の公金チューチュー事業は見るも無惨。街のケイパビリティを高める制度改革は急がれましょう。

ゴーストタウン行き路面電車のロックインほか公金チューチューの歪な街づくりを強行する岡山市議会は速やかに、コンパクトシティの惨状を露呈する富山市さらに現在ホームレス天国のポートランド市と野口先生の佳書に多くを学び、補助金行政が映す幻想を捨てるとともに、地域の制度改革を加速しなければなりません。



50戸連たん制度の廃止は新たな時代を担う挑戦者を排除し、岡山市の成長と持続可能性を閉ざす害悪

え゛っ…。人間らしい生活を破壊する50戸連たん制度を廃止する…… !?

この話、誰が得するかを考えると平易。街なかの土地を買い占め、大正時代の路面電車の延伸で既得権益は確定。大儲けする事業者の一方で、衰退する街の水道料金20%値上げ諸々で苦しむ岡山市民…。下記は、崇高な志を掲げ市民活動を続ける御仁 浦上さんのフィードを借りて共有した内容。お時間ある時よろしければ。



正時代の路面電車のJR岡山駅前延伸88億円事業で岡山市は成長可能性を失い「貧困岡山」は現実へ

50戸連たん制度の廃止に関する論点整理:岡山市の場合… 】
〜 「成長する都市」と「人口減少する町」では異なる効能 〜

【 論点整理:50戸連たん制度の廃止の得失を考える 】
1. 50戸連たん制度の廃止で得られる効果と我田引水について
◯ 得られる効果:一般的に、低密度エリアの無計画な開発を抑制することで、農地を保全する効果あり
我田引水:中心市街地の一等地等を買い占めた企業には朗報で、転売や開発により莫大な利益を得るチャンスは到来
2. 50戸連たん制度の廃止で失われる資産とチャンス
◯ 失われる資産:一般的に、中心市街地に暮らす人々の所有地価は上昇。固定資産税が上昇し、転売しない限り損失は継続
◯ 一般的に、市街化調整区域の資産は低下。暮らす人々の財産は目減りするばかりか、買い物難民等を生む場合あり
◯ 岡山市は政令市として健やかに成長するチャンスを逸失……。下記お時間ある時よろしければ。


私淑する野口 悠紀雄さんの新刊『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』を速読するなか連想したフレーズは、岡山の子供の未来を閉ざす「貧困岡山」。鉄道コストの約10分の1のBRT(バス高速輸送システム)をスルーし、約88億円へ膨張している路面電車ロックイン事業の強行を許さば早晩、「貧困岡山」は実現。

岡山市民の陳情は尽く不採択ながらも、倦まず弛まず諦めず。岡山市議会の制度改革に努めて参ります。


新元号「令和」のライフワークは徳業により洗練される。そう考え、立ち上げた社会事業は “ 岡山令和刷新事業 ” 。コアを担うプロジェクトは、災害に強く、心豊かに生きられる Society 5.0 の街づくり。行政のデジタル化自治体クラウドの導入を促すデジタル陳情書の提出など、DX技術の駆使により推進しています。


Beyondコロナ(COVID-19) 反都市化で加速する地方創生、強い街づくり
 〜 自給自足新しい生活様式)へ先祖返りする Society 5.0シティ

張り詰めていた東京一極集中が逆回転を始める、そのトリガーを引いてしまった、COVID-19

すでに起こった逆都市化に呼応する、SDGsローカルハブSociety5.0シティ」を地方に幾つも誕生させる壮大な事業構想。地方の荒廃農地と耕作放棄地に、半農半DX人財(DX公務員)の移住を促し、CPSを実装することで「自給自足」と「ベーシックインカム」を同時機能させる「スーパーシティ」構想の進化版。もはやリニア中央新幹線より優先し、推進されるべく国の公共事業緊急提言にまとめて、ここに共有いたします。


本エントリーもなおキャッチィな釣りタイトルからダッチロールを続けたものの、そろそろ滑らかにランディングしなくては…。と、私が描いているBeyondコロナのサイバーフィジカルシステム(CPS)戦略とは、フィジカル空間で洗練した自らの哲学をサイバー空間で分析・知識化を行い、創出した情報・価値によって産業の活性化や社会問題(ディープイシュー)の解決を図る技術(ディープテック)を活かして生きること。

すでに起こった未来は、逆回転を始めた東京一極集中。急ぎ国家プロジェクトを緊急提言にまとめたり。

岡山版MaaS パーク&BRTライド基幹公共交通システムづくり実証実験(素案) 】2020.6.14 転載

札幌〜東京〜大阪を経て、2006年。地方都市おかやま市へ移住し、深く静かに潜伏を続ける私の役割あります、バラエティ。拙コラム「「スーパーシティ」構想の魁は、吉備中央町」からの再掲と相成りますが、岡山版「スーパーシティ」構想をシェアして擱筆します。ここまでお読みくださり、感謝の念に堪えません。

※ このコラムは組織を代表する意見でも友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。ありがとうございます。


 著者紹介 )) 経営DXラボ CIO Subject Matter Expert(AIプロンプトweb3領域) 菅野 敦也
Better Co-being. よりよい新規事業の創出と政策形成で、社会の幸福度を高めます――。
札幌〜東京〜大阪を経て2006年。上場企業を退職、岡山市へ移住17年超。転職7回以上〔4回は50歳〜〕など、新しい生活様式に適応し心豊かに暮らす、地方都市におけるクリエイティブな生存戦略もご提供しています。■ リスキリング歴(主な資格は Open Badges をご参照ください )


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