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画像は2008年7月20日、朝の4時よりハスの開花が観賞できる、観蓮節(かんれんせつ) の1ショット。
日曜未明に起き出し、そそくさと家を出る。 月あかりに照らされ、恒例行事の早朝開門めがけ、岡山後楽園に馳せ参じ。
夜明け前の静寂、入園後も幻想的な情景を求めて歩は急ぐ。 さて相方は、当日限定の点心(お弁当)が気になり、歩を急ぐ。
蓮の開花と造化の妙に心酔し、まもなく陽は昇る。
そうして特設の点心売り場にて、ひょんなことから 茶券・点心セット券 を譲り受け。 旨し点心を堪能した後、はじめての茶席へと。
( ※ 一般的に造化とは、神々により創造されし天地万物、自然のこと。 タイトルにみせる妙は、人智をはるかに超えた霊妙の略称 )
[ ↓ YouTubeで観賞する千葉公園の大賀ハス。 右上の写真は、観蓮節にて展示のハス、即非蓮(そくひれん)。 注) 音が出ます ]
( ※ 邂逅(かいこう)の意は一般的に、思いがけない偶然の出会い。 事象すべてを必然と捉える筆者は、善い巡り合いと咀嚼し、記述した )
(画像は2008年7月20(日)、岡山後楽園 南門を出て左、まもなくの地点にある御製歌の石碑)
扇子も袱紗(ふくさ)も、楊枝も懐紙さえ持たず、あるのは茶券のみ。 そんなうつけの私の隣には、親切な御仁が座していた。
まさに、一樹の陰一河の流れも他生の縁(前世のご縁を意図する成句。 出展として、平家物語、説法明眼論(円通述)が有名)。
茶会の中でその後で、親しみ込めた挨拶を受けるその方は、小学校にて40年、教鞭を執られた高邁な岡山の先生だったのだ。
師の目に私は、茶席に迷い込んだ やんちゃ坊主に映ったと思われる。 手のかかる子ゆえ、可愛がってくれたと、ひたすら感謝。
< 御製 > きしちかく 烏城(うじょう)そびえて 旭川 ながれゆたかに 春たけむとす (昭和42年、陛下のお詠みになられた御製歌)
その後、先生想い出の御製歌碑に謁見することに。 この日は観蓮節より茶会へ転ずる必然の、人生の先達との邂逅がありました。
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【 編集後記 】
よわい80に達するM先生の、毅然とした教えの理念が教育界を覆う暗雲を、吹き飛ばしてくれた気がします。 末長く宜しくお願い致します
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