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「 日本家屋にて心遊ばす 」
(画像は2008年5月1日、大原美術館に隣接する日本庭園 新渓園の茶室 遊心亭の玄関にて)
倉敷美観地区の大原美術館は、奇跡の絵画、エル・グレコ作『受胎告知』はじめ、世界的名作を収蔵する国内屈指のミュージアム。
(和洋アートが折衷する大原美術館)
しかも棟方志功の木版画や、芹沢けい介の秀作を収めた工芸・東洋館に日本庭園と、和洋のバランス絶妙な芸術御殿と呼ぶべきか。
「 垣間見るならムーアが見える!? 」
(画像は、遊心亭(敬倹堂)の縁側より新渓園越しに撮影したヘンリー・ムーアの名作と思しき彫刻像)
和洋折衷なる贅沢な、アーティスティックな情景に出くわす場は、他にあるのだろうか。 恐るべし、倉敷美観地区の大原美術館……。
5月1日の爽やかな風が、板の間の隙間から抜けてくる。
「 遊心亭から入るも敬倹堂 」
大原美術館の創始者、大原孫三郎氏の別邸 澆花園が大正11年に倉敷町(倉敷市)へ寄贈され、
孫三郎氏の先代雅号より、その庭園を新渓園と命名。
平成3年、大原美術館の増築に際し、敬倹堂は一部解体され、新たに建て直された茶室は「遊心亭」として、市民の憩いの場になっている。
以上、詳しくはブログ『 ちほの旅の写真&日記 』さんより。
「 街並みコントラストが美しく 」
画像は大原美術館の始祖、孫三郎氏が奥方様の養生のために建築したと聞く有隣荘(ゆうりんそう)。
美しい白壁となまこ壁の町並みに際立つ橙(だいだい)の壁。 特別に焼き上げられた屋根の瓦は、風趣な緑色に反射する。
別名、緑御殿と呼ばれる和的に洗練された日本家屋は現在、重要文化財。 この日は春の有隣荘特別公開、太田三郎展も催され。
「 ↓ YouTubeにて拝借した倉敷美観地区の映像。 開始25秒と1分40秒あたりで、有隣荘の外観をご堪能頂けます!! 注)音声あり 」
なまこ壁を曲がった瞬間、視界を独占する、存在感に漲る大原美術館。 少し遅れること、有隣荘の和やかな色合いと趣に魅了され。
「 緑の瓦は、どう焼いたのか 」
耳にした折角のニュースも、スカッと忘れ(トホホ)。
次回、訪問する際の、探求課題としておこう。 そうこうして、高尚な御仁が ウィキペディア に記載してくださる時も近そうな。
みんなの叡智で豊かな未来を切り拓く、未知でリスキーでエキサイティングな世になろうとも、先賢の遺産に有難く学びたし。
のんびり歩いて楽しむ観光ファンにお薦めしたい散策スポット、それは倉敷美観地区。 拙い情景描写にて失礼しております。
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【 編集後記 】
倉敷美観地区の帰り道、やっぱり土産は、えびす商店街の 人情コロッケ。 ビックリ価格と、お袋の味に感謝するばかり(嬉)。
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