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◇ コミュニティー・タイム 13:35〜13:55
今月は、ニューヨーク マンハッタン カーネギーホールの大舞台を踏んだ 望月太津友師匠 率いる「囃子 桜友会」の皆さま。
囃子の小鼓・大鼓・太鼓、さらには筝・三弦の長唄に踊りまで。 曲目は天下太平・五穀豊穣を祈る儀式舞踊 三番叟(さんばそう)。
舞台そでの谷垣先生を魅了する見事な演奏。
◇ 10月 演題「 今、考えること 」 14:00〜15:30
講師 衆議院議員 自由民主党 政務調査会長 谷垣禎一 さま 共著 自民党の底力
◇ 2007年10月13日(土) 13:35−15:30 岡山シンフォニーホール 大ホール
主催 岡山市民文化大学 事務局 後援 岡山県教育委員会 岡山市教育委員会 岡山市連合町内会 岡山市連合婦人会 岡山商工会議所 岡山青年会議所
「 今、考えること 」
第17期 岡山市民文化大学 9回目 10月講座の講師は、自由民主党 政務調査会長 谷垣禎一(たにがきさだかず)氏。
1945年、京都府福知山市生まれの谷垣先生は東京大学法学部卒業後、弁護士を務め、1983年補選にて衆議院議員 初当選。
派閥の会長 加藤の政変に際し窮地に立った2000年11月。 そしてポスト小泉候補「麻垣康三」として総裁選 初出馬は2006年9月。
このときの結果は3位に終わるも それからちょうど1年、2007年9月、福田新総理大臣の要請により自由民主党 政調会長に就任。
今日はブルーグレースーツにエンジのネクタイ、清楚な出で立ちにて深々とお辞儀をこなす、好意溢れるとても丁寧なご登壇。
「 桃太郎の鬼退治 」
コミュニティー・タイムで司会者が発した岡山のカーネギーホールに、はじめてカーネギーに来れて嬉しいと、にっこり呼応。
また、私の出身地に伝わる酒呑童子(しゅてんどうじ)は鬼の頭領だから、桃太郎に退治されてしまうかも、に会場は沸き。
真面目・堅物というイメージも、不意を着くフレンドリーなお話はじめに受講者はすっかり安心、リラックス。 さすが。
「 自立と共生 」
本論は、道路特定財源の地方の不足や、国家予算83兆円の税収不足を補う国債発行額25.4兆円など、財政課題からスタート。
しかも軋む国会、ねじれてしまった参議院。 国民のための国会が、与野党の政局の場となり議論が滞ることは許されない。
例えば国民年金の制度問題。 与野党が逆転しようと政権が移ろうと、国民のための恒久的な年金制度づくりが国会の急務。
税金投入なくして国民年金が成り立たなくなった今、財源となる消費税についても与野党しっかり議論して早く前に進めたい。
メタボリック対策的なスリム化も必要、弱者救済のための社会保障制度の充実もまた必要と、与野党一致の必要性を繰り返す。
衆参舞台に覇権争いする場合じゃないことを強調。
「 家族の力と地域の力 」
新郎新婦の年齢を足すと70歳を超す時代。 昔はそうじゃなかったし、そうあるならば、子供も多くは生まれない。
補助金給付制度も必要と思うが、それより先に安心して暮らせる、結婚できる社会づくりを優先すべきではないか。
子供を産んでからも働ける雇用の仕組みや元気な地域社会づくり、バランスの良い働き方など生活提案を課題と考える。
家族と地域に力が戻れば結果として事件も減るはず等々、国会議員の目指す政策持論を分かり易くご教授くださいました。
「 アジアのリーダー国として 」
これからの外交もまた大事。 隣国の中国と角突き合せることなく、両国ともにアジアのリーダーとして連携することが大切。
ASEAN+3(アセアン プラス スリー)を牽引する国として、例えばミャンマーを国際社会へ誘導するような外交貢献も必要と。
最後に、経済成長と金利に関する会場の質問に対し、科学技術予算は増勢であること等、緊縮財政と成長施策の両面よりご回答。
次期総理大臣候補の一角と目される谷垣先生の講座は国民のための国策・経済施策等、政治経済に関する指南が満載。
紆余曲折を経て今をときめく自民党政調会長から直に聞ける至高の時間。 岡山の旬な松茸をも凌ぐ貴重な機会が有り難く。
そうして岡山市民文化大学 第9講は閉幕に。 ありがとうございました (サンは備忘録の共有に努めています)
【編集後記】
次の岡山市民文化大学は11月24日(土)、名残惜しくも最終 第10講。 大トリはベルばらで名高い 池田理代子先生、楽しみ一入♪
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