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岡山県立図書館の2階。
「逆バリ」という文字に目が留まり、めくればパリパリと新書独特の音。
裏表紙の略歴「岡山県生まれ」が引き金なのか、スグに貸し出しカウンターへ。
良書との出逢いはひょんなもの。
著者 株式会社 協同商事 社長 朝霧幸嘉(あさぎりゆきよし)氏 鳥取大学農学部中退⇒生協⇒起業 1947年 岡山県生
小さくても長続きする 逆バリ商売のすすめ―手づくり・ローテクにこそ勝機がある!
著者は埼玉県川越市で有機野菜の産直システムを発案。 「日本有機農産」ブランドを確立して起業の道へ。
他にも「サツマイモ地ビールづくり」「冷蔵輸送」など、世界に先駆ける青果物流システムを構築済み。
加えて廃棄物をゼロにする期待の「バイオマス事業」に取り組む姿より、その才覚は異彩を放っています。
略歴の「岡山県生まれ」に刺激を受けて手にした一冊の書。 書物の妙に従い、ツンのめるように文章に魅き込まれ……。
(ご著書より引用)
1. 自分で手づくり産業を始めたい〜情熱と夢があれば〜自分の頭で考えることだ〜我慢すれば〜成功する。ローテクにこそ、みんなの夢がつまっている(P21)
朝霧社長は自らの成功に基づき、手づくりとローテクの将来を説明。 大量生産・大量消費は終わり、手づくり産業が繁栄するのだと。
人口減少と高齢化社会だから 手づくり産業! というご提案。
2. ビジネスでは一人勝ちしないことが大切です〜独り占めせず〜企業や人々と手をつなぎ、アメーバ状に活動する集団をつくっていかなければなりません(P163)
社会や組織のあり方を鋭く解説。 氏の主張は、モノづくりの楽しさと、モノを大切にする文化の醸成が必要ということ。
忘れかけの自給自足について、日本の将来を支える提案がてんこ盛り。 工業先進国より手づくり先進国、そんな咀嚼アリ。
起業家の書が生むブランディング効果は無限大。 企業の総帥、社長が書き下ろす良書で、企業ブランドは急上昇。
「ブランドづくり」は社長の必須科目です。
【編集後記】
成果を収める起業家の、言葉の重みはひとしお。 良書との出会いをこれからも、大切にしたいと思います。
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