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“ おかやま市 MaaS プロジェクト ” を考えるページ
問いを立てた 2014年6月1日から6年超
過去。私は、機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通機関の問題の本質に「問い」を立てたのですが、あれから6年。他方2019年2月に開幕し、7回目を数える法定協議会 “ 岡山市地域公共交通網形成協議会 ” も毎度お馴染みの、平行線を辿っている模様です。公共交通がボロボロになったのは何故なのか? 答えは至ってシンプルで、岡山市の公共交通事業に関する「責任の所在」は曖昧だからです。
さて昨今。「問い」を立てるという思考の鍛錬法が巷のトレンドなので、テーマ学習の一例になればと想い、以降ご一緒に論考したいと存じます。最初の問いは、なぜ市民は公共交通を利用しないのか? 岡山市は政令市であるにもかかわらずクルマ社会は続くのか? 答えは簡単。基幹公共交通が整備されていないから。
ではなぜ基幹公共交通が整備されていないのか? 至って簡単。とうに廃線されいるはずの日本一短い = 日本一不要な大正・昭和のレガシーシステム 路面電車が街なかで独占的にクリームスキミングを続けており、結果的に並行して走る路線バスの収益は悪化。基幹交通を再生・整備する MaaS の導入が遅れているから。
本題に戻り、岡山市地域公共交通網形成協議会は何故これほど不毛なのか? 答えは簡単。この法定協議会は「利用者の視点」に立つ誠実な事業者と、グループ内の経営統合など合理化を怠る傍ら興業電車を走らせ収益性を悪化させる「唯我独尊」企業が激しく対立し、「共通乗車制度」等の重要審議事項は置き去りだから。
今年2月には、複数のバス会社による路線の共同経営を可能にする「運賃プール」制度に関する報道があり、国土交通省からは「日本版MaaSの実現に向けて」が配信され、すでに「共通定期券制度」導入済みの隣県では、広島を便利に旅するデジタルチケット「MOBIRY」がリリースされるなど、MaaS の普及は着々。
対照的に、参加者50名超と思しき岡山市地域公共交通網形成協議会の論点は稚拙で、怖ろしいほど不毛。
ではどうすればよいか? じっくり時間をかけ、社会の力点に善い働きかけを効果的に行うことが重要。
最初のアクションは岡山市の公共交通問題に関し、2017年8月30日(水)岡山市長に「岡山市民が創る提言書」の直接お手渡しを遂行。2019年11月以降、岡山市議会へデジタル陳情書の提出を開始。連続4回、不採択になったものの5度目の「岡山市議会 陳情第23号」は継続審議となり、静かに高まる採択の可能性。
旧態依然とする街を新しい生活様式の行動変容へ導く「BRT 導入のための、MaaS 激論」エントリーや、議会の品質を向上する「議員スコア」等の提言もまた怠ることなく、岡山の県民・市民の総意を洗練し、未来志向に基づく合意形成を目指して努力を継続いたします。なればこそ、おかやま市 MaaS プロジェクト。
あわせて拙コラム “ 岡山版MaaS パーク&BRTライド基幹公共交通システムづくり実証実験 ” および、“ 都心と臨海地域とを結ぶ東京BRTについて ” & “ TOKYO BRT ” を「問い」立て資料としてリンクいたします。
新元号「令和」のライフワークは徳業により洗練される。そう考え、立ち上げた社会事業は “ 岡山令和刷新事業 ” 。コアを担うプロジェクトは、災害に強く、心豊かに生きられる Society 5.0 の街づくり。行政のデジタル化、自治体クラウドの導入を促すデジタル陳情書の提出など、DX技術の駆使により推進しています。
Beyondコロナ(COVID-19) 反都市化で加速する地方創生、強い街づくり
〜 自給自足(新しい生活様式)へ先祖返りする Society 5.0シティ 〜
張り詰めていた東京一極集中が逆回転を始める、そのトリガーを引いてしまった、COVID-19。
すでに起こった逆都市化に呼応する、SDGsローカルハブ「Society5.0シティ」を地方に幾つも誕生させる壮大な事業構想。地方の荒廃農地と耕作放棄地に、半農半DX人財(DX公務員)の移住を促し、CPSを実装することで「自給自足」と「ベーシックインカム」を同時機能させる「スーパーシティ」構想の進化版。もはやリニア中央新幹線より優先し、推進されるべく国の公共事業を緊急提言にまとめて、ここに共有いたします。
本エントリーもなおキャッチィな釣りタイトルからダッチロールを続けたものの、そろそろ滑らかにランディングしなくては…。と、私が描いているBeyondコロナのサイバーフィジカルシステム(CPS)戦略とは、フィジカル空間で洗練した自らの哲学をサイバー空間で分析・知識化を行い、創出した情報・価値によって産業の活性化や社会問題(ディープイシュー)の解決を図る技術(ディープテック)を活かして生きること。
すでに起こった未来は、逆回転を始めた東京一極集中。急ぎ国家プロジェクトを緊急提言にまとめたり。
札幌〜東京〜大阪を経て、2006年。地方都市おかやま市へ移住し、深く静かに潜伏を続ける私の役割あります、バラエティ。拙コラム「ミシュランガイド京都・大阪+岡山2021」からの再掲と相成りますが、岡山版「スーパーシティ」構想をシェアして擱筆します。ここまでお読みくださり、感謝の念に堪えません。
※ このコラムは組織を代表する意見でも友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。ありがとうございます。
著者紹介 )) 経営DXラボ CIO ディープテック構想アーティスト 菅野敦也
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“ おかやま市 MaaS プロジェクト ” を考えるページ
問いを立てた 2014年6月1日から6年超
過去。私は、機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通機関の問題の本質に「問い」を立てたのですが、あれから6年。他方2019年2月に開幕し、7回目を数える法定協議会 “ 岡山市地域公共交通網形成協議会 ” も毎度お馴染みの、平行線を辿っている模様です。公共交通がボロボロになったのは何故なのか? 答えは至ってシンプルで、岡山市の公共交通事業に関する「責任の所在」は曖昧だからです。
さて昨今。「問い」を立てるという思考の鍛錬法が巷のトレンドなので、テーマ学習の一例になればと想い、以降ご一緒に論考したいと存じます。最初の問いは、なぜ市民は公共交通を利用しないのか? 岡山市は政令市であるにもかかわらずクルマ社会は続くのか? 答えは簡単。基幹公共交通が整備されていないから。
ではなぜ基幹公共交通が整備されていないのか? 至って簡単。とうに廃線されいるはずの日本一短い = 日本一不要な大正・昭和のレガシーシステム 路面電車が街なかで独占的にクリームスキミングを続けており、結果的に並行して走る路線バスの収益は悪化。基幹交通を再生・整備する MaaS の導入が遅れているから。
本題に戻り、岡山市地域公共交通網形成協議会は何故これほど不毛なのか? 答えは簡単。この法定協議会は「利用者の視点」に立つ誠実な事業者と、グループ内の経営統合など合理化を怠る傍ら興業電車を走らせ収益性を悪化させる「唯我独尊」企業が激しく対立し、「共通乗車制度」等の重要審議事項は置き去りだから。
今年2月には、複数のバス会社による路線の共同経営を可能にする「運賃プール」制度に関する報道があり、国土交通省からは「日本版MaaSの実現に向けて」が配信され、すでに「共通定期券制度」導入済みの隣県では、広島を便利に旅するデジタルチケット「MOBIRY」がリリースされるなど、MaaS の普及は着々。
対照的に、参加者50名超と思しき岡山市地域公共交通網形成協議会の論点は稚拙で、怖ろしいほど不毛。
ではどうすればよいか? じっくり時間をかけ、社会の力点に善い働きかけを効果的に行うことが重要。
最初のアクションは岡山市の公共交通問題に関し、2017年8月30日(水)岡山市長に「岡山市民が創る提言書」の直接お手渡しを遂行。2019年11月以降、岡山市議会へデジタル陳情書の提出を開始。連続4回、不採択になったものの5度目の「岡山市議会 陳情第23号」は継続審議となり、静かに高まる採択の可能性。
旧態依然とする街を新しい生活様式の行動変容へ導く「BRT 導入のための、MaaS 激論」エントリーや、議会の品質を向上する「議員スコア」等の提言もまた怠ることなく、岡山の県民・市民の総意を洗練し、未来志向に基づく合意形成を目指して努力を継続いたします。なればこそ、おかやま市 MaaS プロジェクト。
あわせて拙コラム “ 岡山版MaaS パーク&BRTライド基幹公共交通システムづくり実証実験 ” および、“ 都心と臨海地域とを結ぶ東京BRTについて ” & “ TOKYO BRT ” を「問い」立て資料としてリンクいたします。
新元号「令和」のライフワークは徳業により洗練される。そう考え、立ち上げた社会事業は “ 岡山令和刷新事業 ” 。コアを担うプロジェクトは、災害に強く、心豊かに生きられる Society 5.0 の街づくり。行政のデジタル化、自治体クラウドの導入を促すデジタル陳情書の提出など、DX技術の駆使により推進しています。
Beyondコロナ(COVID-19) 反都市化で加速する地方創生、強い街づくり
〜 自給自足(新しい生活様式)へ先祖返りする Society 5.0シティ 〜
張り詰めていた東京一極集中が逆回転を始める、そのトリガーを引いてしまった、COVID-19。
すでに起こった逆都市化に呼応する、SDGsローカルハブ「Society5.0シティ」を地方に幾つも誕生させる壮大な事業構想。地方の荒廃農地と耕作放棄地に、半農半DX人財(DX公務員)の移住を促し、CPSを実装することで「自給自足」と「ベーシックインカム」を同時機能させる「スーパーシティ」構想の進化版。もはやリニア中央新幹線より優先し、推進されるべく国の公共事業を緊急提言にまとめて、ここに共有いたします。
内閣府 国家戦略特区 : “「スーパーシティ」構想とは ”
本エントリーもなおキャッチィな釣りタイトルからダッチロールを続けたものの、そろそろ滑らかにランディングしなくては…。と、私が描いているBeyondコロナのサイバーフィジカルシステム(CPS)戦略とは、フィジカル空間で洗練した自らの哲学をサイバー空間で分析・知識化を行い、創出した情報・価値によって産業の活性化や社会問題(ディープイシュー)の解決を図る技術(ディープテック)を活かして生きること。
すでに起こった未来は、逆回転を始めた東京一極集中。急ぎ国家プロジェクトを緊急提言にまとめたり。
※※ 緊急提言【 スーパーシティ岡山インキュベーション・プログラム 2020 】2020.6.14 転載
札幌〜東京〜大阪を経て、2006年。地方都市おかやま市へ移住し、深く静かに潜伏を続ける私の役割あります、バラエティ。拙コラム「ミシュランガイド京都・大阪+岡山2021」からの再掲と相成りますが、岡山版「スーパーシティ」構想をシェアして擱筆します。ここまでお読みくださり、感謝の念に堪えません。
※ このコラムは組織を代表する意見でも友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。ありがとうございます。
著者紹介 )) 経営DXラボ CIO ディープテック構想アーティスト 菅野敦也
リベラルアーツ(あるいは、ディープテック)を活かして SDGs、Online Merges with Offline(OMO)、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業および、AIスコアリング研究を推進。Society 5.0に臨む、地方創生ホラクラシー組織づくりも試行しています!
時代に先駆け地方都市、岡山市へ移住・定住10年超。大企業5社、自治体の外郭団体2組織での就業とスタートアップあわせてキャリアチェンジ(転職・起業)6回超(出向を含む11社に所属)など、多様で多彩な実経験に裏打ちされた実業出身の実務家(誠の有識者)として、社員・職員のリカレント教育や生涯学習の習慣づけ、副業・兼業に関する学び直しの支援を行います。また、上場企業での管理職経験を活かして大企業と中小零細企業の生産性を比較分析、未来志向の人財開発および、労使双方の観点から実りある働き方改革の提案など、旬のソリューションサービスをご提供いたします。
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