言論アートがリアルポリティックスを創造的に破壊 ” するページ

OMOアート “ IF THE SAKE もし酒が ”
山芸術交流 “ 言論の不自由展・その後

リアルとネットが融合してゆく社会の先端に立ち会う私は Online Merges with Offline(OMO)を目の当たりにするとともに、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術「インスタレーション」の拡張を確認しています。それらはリアル社会のみならず、サイバー空間に置かれたコンテンツにより激しくエクスパンドする前衛芸術というべきか。

リアル社会とネット空間が融合する Society5.0 の必然の一つは『OMOアート』の涵養で、急ぎ意識的に創作したプロトタイプは “ 陳情書インスタレーション ” 。概念的には従来、都道府県や市町村議会で比較的クローズに扱われてきた陳情書を、提出するとともにサイバー空間に置いて公開する表現手法。陳情書インスタレーションがもたらす様々な感情の刺激によって、人々を実際の政治や商業などの実学的な狙いを持つ活動へと仕向ける種類の芸術と捉えるならば「魔術芸術」作品であると同時に、リアルポリティックスに対峙し等しく毒を以って制することのできる、アヴァンギャルドなアート作品と位置づけるのが妥当かも知れません。



山市議会・岡山県議会を作品展示会場と仮想する『陳情書インスタレーション』
〜 前衛芸術のチカラで社会を健やかに変革! たった一人の岡山市民が地域を刷新 !! 〜

私が手掛ける現代アートのプロトタイプは「サイバーインスタレーション」で、そのロールモデルの一つとして制作している “ 陳情書インスタレーション with おかやま市 MaaS プロジェクト ” 。リアル社会とネット空間の融合から誕生した 『OMOアート』において、オブジェとしての陳情書とリアル空間としての岡山市議会岡山県議会、さらにサイバー空間に置かれた下記2つのコンテンツ(文芸作品)はアフターデジタル化する地域社会の不特定多数に閲覧される。鑑賞者は一点一点の作品を「鑑賞」するというより、リアルとネットに全身を囲まれて岡山の地域社会全体の変遷を「体験」することになる。そうなると、鑑賞者がその空間を体験(見たり、聞いたり、感じたり、考えたり)する方法をどのように変化させるかを要点とする芸術手法として「陳情書インスタレーション」は評価され、早晩OMOアートは確立されるものと私は考えます。

【 サイバー空間に置かれた下記2つのコンテンツ(文芸作品)】

1. 公共交通機関再生の主体としての「岡山市交通局」新設に関する陳情書12/12 常任委員会


2. 次世代公共交通整備のための「総合政策局 MaaS推進室」新設に関する陳情書12/17 常任委員会


岡山市議会、岡山県議会それぞれに提出(郵送)した陳情書は議長が受理し、その後、定例会で関係する常任委員会や議会運営委員会に付託され、最終的に本会議で採決(岡山市議会 12/17岡山県議会 12/20 予定)、議会としての結論が下されます。審査結果が確定すると、議長はそれを提出者に通知。採択されたものは必要に応じて首長に送付し、次回の定例会で処理経過や結果の報告を受ける。そう、お聞きしています。

陳情書インスタレーションは、リアル社会のなかでクローズに扱われてきた従来の「陳情書」をサイバー空間において公開する前衛美術。表現物と鑑賞者(岡山市民・県民ほかステークホルダー)が相互に作用し合うならば精神的・感覚的な変動を得ることとなり、場所や空間(地域あるいは社会)全体を作品として体験、斬新なインスタレーションを創造することになりましょう。上述、サイバー空間に設置した2つの陳情書のA/Bテストをも兼ね、社会実験を継続する私。有用な成果が得られた際は、速やかに報告シェアを行います。


最後に。世界の大舞台で活躍する、私淑する真のアーテイスト 村上隆さんの記事より激励の言葉、

『〜 今、アートの世界では「勝ち」に空白ができています。この状態は、若くて才能のあるアーティストがスターになれる土壌が整っているとも言える。だからこそ彼ら、彼女たちにはインスタグラムなり、その他のソーシャルメディアを使ってこのマーケットに食い込んできてほしいと思っています。どんなに小さいスケッチからでもデビューできる時代です。3秒でも時間があれば、作品を作ってください。そしてそれをソーシャルメディアに投稿する。その小さな積み重ねから学ぶことって 〜』を拝聴し、擱筆しようと存じます。

おかやま市 MaaS プロジェクト ” いま岡山の県民・市民が議論を始めなければ、この街は終わる…

岡山県議会・市議会議員の皆さま路面電車を創造的に廃線する理由 ” 是非ご議論ください!

※ このコラムは組織を代表する意見でも、友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。


 著者紹介 )) 経営DXラボ CIO ディープテック構想アーティスト 菅野敦也
リベラルアーツ(あるいは、ディープテック)を活かして SDGs、Online Merges with Offline(OMO)、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業および、AIスコアリング研究を推進。Society 5.0に臨む、地方創生ホラクラシー組織づくりも試行しています!
時代に先駆け地方都市、岡山市へ移住・定住10年超。大企業5社、自治体の外郭団体2組織での就業とスタートアップあわせてキャリアチェンジ(転職・起業)6回超(出向を含む11社に所属)など、多様で多彩な実経験に裏打ちされた実業出身の実務家(誠の有識者)として、社員・職員のリカレント教育や生涯学習の習慣づけ、副業・兼業に関する学び直しの支援を行います。また、上場企業での管理職経験を活かして大企業と中小零細企業の生産性を比較分析、未来志向の人財開発および、労使双方の観点から実りある働き方改革の提案など、旬のソリューションサービスをご提供いたします。


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