地方エリートの没落 ” DIAMOND online ショックのページ

岡山版「スーパーシティ」構想
方エリートの没落 地銀・地方紙・百貨店

<< D4J : Concepts worth spreading >>を掲げる私は、札幌〜東京〜大阪を経て2006年。年俸1本超の管理職ポジションを離脱し、岡山へ移住。以降はフットワークの軽い非正規として、自治体の外郭団体や大企業のブランチに勤務し暗黙知を深める傍ら、大企業(地方の中小企業では稀)ならではの完全週休2日と有休完全取得の利を活かし、形式知を深める研究機関を兼ねた法人を運営しています。

座右之銘は、天は自ら助くる者を助く――。折しも新政権を指揮する菅さんの理念「自助・共助・公助」 が個人切り捨て!として批判する向きはありますが、自由意志で退職、移住、転職を繰り返し、社会起業に勤しむ者にとって、とても自然なことだと感じています。もとい。北野唯我さんのForbes JAPAN書き下ろし寄稿に気づかされることは、山の如し。いま私が立てる「共通の問い」は、岡山版「スーパーシティ」構想

なぜスーパーシティなのか? 菅首相「地銀多すぎる」発言が報道される中、地銀みな様「スーパーシティ」構想を静観している事象は私にとって不思議でなりません。あらためて地銀のボードみな様は、天は自ら助くる者を助くの精神のもと、地方版「スーパーシティ」構想の実現という「共通の問い」を立ててみては、いかがでしょうか。札幌〜東京〜大阪を経て地方へ移住しキャリアチェンジを繰り返す傍ら、SDGsからSociety 5.0を研究するNPO法人を運営する私の個人屋号は『 経営DXラボ 』。あわせて「GXDX融合イノベーター」というキャッチは案外、まともかも知れませんね(笑)。お時間ある時よろしければ!……(転載)。

上記は【 移住し非正規として働き法人運営。臨床と研究と 】と題して今朝方 NEWS PICKSLinkedIn にシェアした内容なので、文脈の不自然さに気づかれた方は少なくないと存じます。さて本題は、『Harvard Business Review』(HBR)を手掛ける株式会社ダイヤモンド社 DIAMOND online の見出し『地方エリートの没落 地銀・地方紙・百貨店』が衝撃的であったこと。それは地方の難点を赤裸々に突いているから。


地方エリートの没落 地銀・地方紙・百貨店

各地の産業を支えてきた地方銀行、世論形成を担う地方紙、そして中心市街地の“顔役” だった地場百貨店――。地元経済を牛耳ったエスタブリッシュメントたちの足場は、新型コロナウイルス危機が起こる以前からすでに危うかった。彼らを襲う不安と窮状をえぐり出す。


京一極集中の終わりは、地方の高度成長期の始まり 〜 DX for Okayama

先般。スガノミクスに擬えたパロディ “ 菅野ミクスが日本を救う! ローカルハブを幾つも創る「スーパーシティ」構想 !! ” のエントリーにより、検索クエリ「菅野ミクス」結果ページの上位をしっかりキープ済み。SEO観点からコラムのタイトルや大見出し、小見出しに創意工夫を張り巡らせる DX構想アーティストの私は、しばしば閉塞社会の難点に迫るエントリーを敢行するのですが、概ねキャッチは意味深で、例えば地方議会の品質の向上を目論む「議員スコア」や「腐った楽園」、偏向報道を牽制する「Remember HIROSHIMA ! No more UTSUNOMIYA !!」や「コロナてんでんこ」等ストライクゾーンをかすめる、変化球が主体。

他方、今回 DIAMOND online の見出しはド真ん中のストレートのオンパレードで、脱帽するばかり。例えば “ 地銀「経営危険度」ランキング ” や「地方紙トンデモ列伝、取材先との癒着や前時代的な社風も」「地方紙が苦しむ3つの呪い、ロートル幹部・働き方改革・デジタル化の壁」、“ 名門百貨店「創業家」の栄枯盛衰ドラマ、神奈川・さいか屋は追放危機 ” 等々そこに重なる老舗企業、続々想起される、あの御方その御仁。

地方エリートの没落で、どうなる岡山? その問いに私は、岡山の高度成長が始まるよ!と即問したい。

私が預言者のはずはないけれど「東京一極集中の終わりの始まり」を書いた5月の時点で「コロナの大チャンスを潰す「地方の偉い人たち」 」の凋落を確信しており、岡山だけに限らず遍く地方は「スーパーシティ」構想に取り組むこととなり、その先に必然的に待っているのは高度経済成長。岡山市に限定するなら、大正・昭和のレガシーシステムである路面電車を廃線する事業に着手するだけでも街は見違えるほど、健全な成長を始めることでしょう。地元経済を牛耳ったエスタブリッシュメントたちの没落は、當に待ち焦がれた福音。


東京一極集中の終わりは東京の終わりじゃなく、東京と地方のハーモニーの始まり。そう私は信じます。

公共交通問題のみならず地銀においてはベンダーロックイン問題と、それを解消するためのスイッチングコストの負担あわせてシガラミを断ち切り成長路線に転換できるか、行動変容の決意が問われる場面。日経新聞の記事、「地方の銀行は数が多すぎる」。菅義偉首相の発言で地銀の再編機運が一気に高まってきた――。その流れに呑まれて再編の藻屑と消えるのか、それとも地方版「スーパーシティ」構想を足掛かりにスーパー地銀を目指すのか。東京一極集中の終わりは、地方の高度成長期の始まり。私と一緒に成長を始めましょう!

DX for Japanとは、デジタルトランスフォーメーションが育む新機軸で日本の再興を試みる、人工知能データ連携基盤による Society 5.0 実現に臨む概念。その地方版の一つが、DX for Okayama


新元号「令和」のライフワークは徳業により洗練される。そう考え、立ち上げた社会事業は “ 岡山令和刷新事業 ” 。コアを担うプロジェクトは、災害に強く、心豊かに生きられる Society 5.0 の街づくり。行政のデジタル化自治体クラウドの導入を促すデジタル陳情書の提出など、DX技術の駆使により推進しています。


Beyondコロナ(COVID-19) 反都市化で加速する地方創生、強い街づくり
 〜 自給自足新しい生活様式)へ先祖返りする Society 5.0シティ

張り詰めていた東京一極集中が逆回転を始める、そのトリガーを引いてしまった、COVID-19

すでに起こった逆都市化に呼応する、SDGsローカルハブSociety5.0シティ」を地方に幾つも誕生させる壮大な事業構想。地方の荒廃農地と耕作放棄地に、半農半DX人財(DX公務員)の移住を促し、CPSを実装することで「自給自足」と「ベーシックインカム」を同時機能させる「スーパーシティ」構想の進化版。もはやリニア中央新幹線より優先し、推進されるべく国の公共事業緊急提言にまとめて、ここに共有いたします。


本エントリーもなおキャッチィな釣りタイトルからダッチロールを続けたものの、そろそろ滑らかにランディングしなくては…。と、私が描いているBeyondコロナのサイバーフィジカルシステム(CPS)戦略とは、フィジカル空間で洗練した自らの哲学をサイバー空間で分析・知識化を行い、創出した情報・価値によって産業の活性化や社会問題(ディープイシュー)の解決を図る技術(ディープテック)を活かして生きること。

すでに起こった未来は、逆回転を始めた東京一極集中。急ぎ国家プロジェクトを緊急提言にまとめたり。

※※ 緊急提言【 スーパーシティ岡山インキュベーション・プログラム 2020 】2020.6.14 転載

札幌〜東京〜大阪を経て、2006年。地方都市おかやま市へ移住し、深く静かに潜伏を続ける私の役割あります、バラエティ。拙コラム「地方議会を動かす『デジタル陳情書』」からの再掲と相成りますが、「岡山版「スーパーシティ」構想」をシェアして擱筆します。ここまでお読みくださり、感謝の念に堪えません。


※ このコラムは組織を代表する意見でも友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。ありがとうございます。


 著者紹介 )) 経営DXラボ CIO ディープテック構想アーティスト 菅野敦也
リベラルアーツ(あるいは、ディープテック)を活かして SDGs、Online Merges with Offline(OMO)、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業および、AIスコアリング研究を推進。Society 5.0に臨む、地方創生ホラクラシー組織づくりも試行しています!
時代に先駆け地方都市、岡山市へ移住・定住10年超。大企業5社、自治体の外郭団体2組織での就業とスタートアップあわせてキャリアチェンジ(転職・起業)6回超(出向を含む11社に所属)など、多様で多彩な実経験に裏打ちされた実業出身の実務家(誠の有識者)として、社員・職員のリカレント教育や生涯学習の習慣づけ、副業・兼業に関する学び直しの支援を行います。また、上場企業での管理職経験を活かして大企業と中小零細企業の生産性を比較分析、未来志向の人財開発および、労使双方の観点から実りある働き方改革の提案など、旬のソリューションサービスをご提供いたします。


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