政策形成ブログ

「政策形成ブログ」は Society 5.0に臨む、内容領域専門家(Subject Matter Expert)経営DXラボ CIO 菅野敦也のオウンドメディアです。巣ごもりNFTレシピと生成AIプロンプトPoCの旬ネタや、SDGsにGX、web3を事業構想に織り交ぜたソリューションジャーナリズムなど、政策形成に役立つコンテンツを格納しています。

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Webの未来を読み解く コンカン2007

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THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007(ニューコンテクストカンファレンス2007 9月25-26日 於 東京)を記録するページ


Web3.0型社会

先日、ビデオWebジャーナリスト 神田敏晶氏の著書 ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代(by Amazon.)の読了所感をブログUp。

生活にWebが溶け込む理想的なユビキタス社会、「リアルとネット、歩み寄る時代」と記すエピローグに未来の光が示される。

と書き始め、

今を知り、これからを感じ、その先を読む。 経営者ならずとも、ビジネスをハンドリングする者の必読書といえそうです。

と括ったのは数日前。 そうして今日はコンテクスト(context)について考えを張り巡らしておきたく、筆を取る次第です。


「 コンテクスト(context) 」

コンテクストあるいはコンテキストを日本語で表現する場合、一般的に“文脈”“脈絡”“背景”と和訳される英単語。

例えば子どもが“パパ”といえば明らかに父親を差し、妻が呼ぶそれは配偶者である夫か、稀に、パトロンということも。

そうした会話にある“場を読む”的 脈絡もあれば、あたかも“時流を読み解く”というような背景もコンテクストのひとつ。

Web上でみるコンテクストは、“孤立するコンテンツを結んだ脈絡が創る価値”。 そんなコンセプト的な使われ方が印象的。


「 創発 」

さて、コンテクストに続き創発とは、主に人工知能分野などの複雑系において使用されることが多く、拡大解釈され易いコトバ。

概して、上層⇒下層という階層システムにおいて下層⇒上層なる予測不可能な現象や挙動を例に、解説したものを多数確認。

こと近年は、整いゆくコミュニケーション環境の下、組織を構成する個人間で起きている“創発”現象が特筆モノ。

コミュニケーションの劇的な進化に伴い、単独で存在した個々人の能力が組み合わさって起こる創造的な成果(創発)。

その創発による“うねり”はインターネットの世界のみならず、リアルな社会にまで十分 及びはじめているという現実。


「 与えられた文化を消費するだけでなく、消費者が個人のメディア(UGM User Generated Media)を持ち、文化を創りはじめている 」

何のためにインターネットは存在するのか? 自由と創造のために。 ごく自然にクリエイティブに答えてみせる大学教授。

(ご注意:音が出ます♪ THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2006 動画


「 インターネットの論客が、Webの未来を語る 」

Wikipedia の創設者 ジミー・ウェールズ氏をはじめ、Webの世界を先駆する著名人が日本に集う「 コンカン2007(略称)」。

集合知が生み出すWeb3.0型社会を闊歩するクリエイターに向けて語られる、Webの未来の根幹を築く「 コンカン2007 」。


「 THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007(ニューコンテクストカンファレンス) 」

1日目 - The Users’ Web - ユーザーが創る新しいWebの世界(25日) 2日目 - Web Visionaries - Webの未来を創る先駆者達(26日)

開催日 2007年9月25日(火)講演 13時00分〜19時00分(Welcome Party含む) - 9月26日(水) 講演 10時00分〜19時00分

場所 ウェスティンホテル東京  主催 THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007実行委員会


「 時代を読む 潮流を感じる 」

技術革新は日進月歩から秒進分歩、Webはドッグイヤー(7倍速)からマウスイヤー(18倍速)へと進化を終えた今。

コンテクストを認識してますか? 創発は? おぼろげにその単語が気になったとき既に ゆでガエル、ということも(汗)。

「ゆでガエル現象」への警鐘―あなたは大丈夫ですか? by Amazon.


「 インターネットを日本へ伝承・普及させた第一人者 」

といえば、伊藤 穰一(いとう じょういち)氏。 今回、THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007の大役 ナビゲーターを務める御仁。

氏はコンテクストを理念に掲げる創発企業 株式会社デジタルガレージの取締役とともに、ICANN理事ほか多数の要職を兼務中。

カンファレンス スピーカーは米欧Web最前線に立つ著名有識者と、東大・慶大・ソニーをはじめ、国内の粋を集める凄い顔ぶれ。

クリエイターは見逃すことのできないカンファレンスです。


【編集後記】

2007年9月25日(火)初日 17:45〜 Welcome Party(立食)にて、著名スピーカーとの対話や情報交換機会が持てるかも知れません(興)。


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ウェルカム! ウェブ3.0型社会 (読了所感)

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「 ウェブ3.0型社会 」

Web2.0にひとつ数字を足したタイトル、その本の中身はひとつ上のコンセプト、いや、そんな単純な内容ではなかった。

生活にWebが溶け込む理想的なユビキタス社会、「リアルとネット、歩み寄る時代」と記すエピローグに未来の光が示される。

リアルとウェブが織り成すところに人類が直面している諸問題の解決の糸口はある。 あくまで主役は人でありコミュニティ。

〜人間的で崇高な志は、人類に共感されやすいものだ。(P232より引用)〜 著者は Web2.0の先に期待を込めてこう締めくくる。

ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代(著者 神田敏晶氏) by Amazon.


「 豹変する社会の仕組み 」

CGM( コンシューマー・ジェネレーティッド・メディア Consumer Generated Media )とは消費者が醸成するメディア。

ブログをはじめSNSの代名詞 mixi(ミクシィ)など個人が自由に情報発信できる、いわば個人TVのようなもの。

CGMの台頭は既存メディアを悩ませる一方、ロングテールのビジネスチャンスを劇的に拡大。 CGMを追い風にする企業は少なくない。

CGM情報は毎週金曜日 東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX) 22時放映「 Blog TV(ブログ ティービィー) 」が積極的。

前述の著者、神田敏晶氏が司会を担当。 下記、YouTube(ユーチューブ)動画にて ご覧いただけます(音声あり)。


このコンテンツに出演しているジェット☆ダイスケ氏は今をときめくアルファブロガー(影響力の強いブロガーのこと)。

個人が創り出すメディア(CGM)が視聴者を集め、想像を絶する勢いでその数は増殖中。 氏のバラエティ番組ブログ 「 ショビズバ


「 場を読む 潮流を感じる 」

技術革新は日進月歩から秒進分歩、Webはドッグイヤー(7倍速)からマウスイヤー(18倍速)に進化してしまった今。

Web3.0は既にはじまっているのかも知れない。 その気配を察したときには ゆでガエル。 そんな可能性も、なきにしも(汗)。

「ゆでガエル現象」への警鐘―あなたは大丈夫ですか? by Amazon.


今を知り、これからを感じ、その先を読む。 経営者ならずとも、ビジネスをハンドリングする者の必読書といえそうです。

ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代 by Amazon.

Web2.0の分かり易い解説をベースにイメージさせるWeb3.0型社会なればこそ、次代の戦略を読み解くヒントとなれるはず。

先駆するビジネスアスリートにお勧めしたい一冊です。

【編集後記】

2007年8月21日(火) 折りしも 岡山市政令指定都市推進シンポジウム「政令指定都市・岡山が目指すもの」に聴講参加。

基調講演「分権市民社会における大都市制度のあり方」 講師 澤井安勇氏 著書 ソーシャル・ガバナンス 新しい分権・市民社会の構図 by Amazon.

世界規模で仕組みの変革が起こる中、輝かしい岡山を次世代に引き継ぐための変化のひとつが政令指定都市への移行。

「都市と市民の世紀」

都市間ネットワーク・市民参加・道州制(広域地方政府システム)・真の地方政府の確立など、新しい岡山への期待が示されました。

後半のパネルディスカッションでは都市の「情報発信力」が強調されたり、あたかも Web3.0型社会を彷彿とさせる発言も。

素晴らしいシンポジウムもオーディエンスあってのこと。 CGMの重要性・Web3.0の意義を再度 認識する好機でありました。


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