生涯学習ブログ

学び直し、リカレント教育がテーマの菅野敦也のブログです。

講演会

幕内秀夫先生 食生活改善 講演会 @ 岡山市

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食習慣を改善する講演会のページ

MOMOTAROH FANTASY 2006 山陽新聞社 本社前
「 不都合な真実的、栄養学 」

少し前まで、朝バナナダイエットブームで品切れ続出だったのに。 今やバナナの叩き売り……。

まさに、みのもんた症候群(Wikipedia)による超常現象!? 影響力の強い人物の発言に右往左往する、個別の判断を惑わせる情報過多社会の珍事とも。

そんな今世は、食べ過ぎ飲み過ぎメタボな時代なのだから、あらためて食習慣の知識を得たいと考え、ベストセラー『粗食のすすめ (新潮文庫)』の著者、幕内秀夫(まくうちひでお)先生の『美味しい食事の罠―砂糖漬け、油脂まみれにされた日本人 (宝島社新書)』を手に取った。 それは食生活を改善させる頼もしい指南書だった。

栄養教育にパラダイムシフトを齎す、不都合な真実も満載。


「 お金の要らない食生活改善 」

もし仮に、健康を劇的に改善する食品があったなら(例えば納豆やバナナ)、劇薬として薬局で扱うべき。 ずばり本質を貫く厳しいタッチで始まる食習慣への提言も、最後は、シンプルに考えましょうと、具体的な5つの食の改善方法で結ばれた。

栄養は胃袋だけでなく、心からも吸収するものです(『美味しい食事の罠』P169)。 最初は耳の痛かったお話も、平易な食の指南が、スーッと腑に落ちてくるという感じ。 しかもお金はかからない。 大事なことは、生活習慣を改める最初の一歩。

これまたオープンソース化現象か、善い話は、お金を求めない。


「 幕内秀夫先生の岡山講演が決定!! 」

さて甘党や、こってり好きの耳は痛むと思うけど、それで健やかな毎日を送れるとすれば、どうだろう。 しかも主催者は、『みんなの笑顔のためにできることをやろう』をスローガンに掲げる 医療法人なかの歯科クリニック 人気の院長先生だ。

講演会キャッチは、“日本人の正しい食事の復興”を!

タイトルは、幕内秀夫が緊急提言!『美味しい食事の罠』 ― ガンが警告!あなたの食生活が危ない ―  2009年2月19日(木)、会場は岡山屈指の多目的スペース、さん太ホール(山陽新聞社 新本社)にて、定員は300名とのこと。

さらに聴講費無料と、善い話は、お金を求めない。 詳細等、中野院長先生のブログエントリー『幕内先生の講演会』をご参照!! 両先生の善意に感謝するばかり。

いつもお世話になり、ありがとうございます。

[ 岡山屈指の多目的空間 『さん太ホール』 ]

大きな地図で見る

※ 幕内先生 直伝のブログ『幕内秀夫の食生活日記
※ なかの歯科クリニック院長先生のブログ『ステキなえがお

肥沃な大地に暮らす岡山の サンベルディエール は、豊穣なる岡山の食文化に感謝して、健やかな生活を提唱する善意のイベントを応援しています。


もっと岡山!!|1. 岡山の自然2. 岡山の歴史3. 岡山の文化4. 岡山の産業


【 編集後記 】

 今朝、自費診療で打つ点滴 に癒されるという都会のビジネスマンの映像を観て、まずは食の改善が先ではないかと、唖然とした次第です。


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夢づくり・県立図書館フェスタ 「本・魅力再発見」講演会 2008.3.23

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岡山の読書啓蒙セミナーを記録するページ

集合知の館 岡山県立図書館
夢づくり・県立図書館フェスタの目的は、限られた人生を豊かにするには読解力が必要で、

それを助くる大きな役割が読書にあると説く、科学者から転身した異色の作家 高嶋哲夫先生をお迎えし、

読書が担う陶冶性認識の場を共有すること。


【 夢づくり・県立図書館フェスタ 】

< テーマ > 「人を創る読書 ―感動は人を創る 読書は感動を生む― 」

< 講師 > 小説家 高嶋 哲夫(たかしま てつお)氏  高嶋先生のオフィシャル・ページオフィシャル・ブログ

< ご著書 > ・虚構金融 (文春文庫 た 50-4) ・ペトロバグ―禁断の石油生成菌 (文春文庫 た 50-3) ・ダーティー・ユー (光文社文庫) by Amazon.

< 日時 > 2008年3月23日(日) 13:30〜15:00 岡山県立図書館 2F 多目的ホール < 主催 > 岡山県立図書館


「 科学者から転身、異色の作家!? 」

高嶋先生は1949年(昭和24年)岡山県玉野市生まれ。 慶応義塾大学 工学部卒業後、大学院修士課程で核融合と出会う。

地上に太陽を、そのキャッチに憧れ、世界トップレベルの核融合実験装置JT-60や、原研トーラス2号機 (JFT2)見学に携わる。

日本原子力研究所を経て1979年、日本原子力学会学会技術賞を授賞。 カリフォルニア大学(UCLA) 留学後、作家に転身。

1990年、『帰国』の第24回 北日本文学賞受賞に続く1994年、『メルトダウン』で第1回 小説現代推理新人賞を受賞することに。

2006年、井植文化賞受賞に引き続き2007年、『ミッドナイトイーグル (文春文庫)』の映画化という栄誉を収められました(祝)。

ミッドナイトイーグル プレミアム・エディション(初回限定生産) by Amazon.)

[ ↓ YouTubeでみる予告編 注)音が出ます♪ ]


高嶋氏のご紹介に際し、核融合の先端科学者から学習塾の先生を経験された、岡山県が誇れる高邁な人気作家とお伝え致します。

日本推理作家協会・日本文芸家協会・日本文芸家クラブ会員。


「 物書きと本の役割 」

なぜ科学者から作家になったのか、落ちこぼれたから。 世の中にはとてつもなく頭のいい人がいる、残念ながら自分ではなかった。

作家への転身について、淡々と語る高嶋先生。 しかしながらそれは賢明な選択で、結論として、作家も捨てたものじゃない(笑)と。

優しい語り口調の中、あたかも科学と文学が核融合したような未知の創造力、著作物における創発を予感せずにはいられない(興)。

そうして次代の人気作家は説く。 自らの立命を悟らせ、限られた人生において楽しく仕事ができる能力を授ける、それが本の役割だ。


「 読書のすゝめ 」

小学生時分の恩師との邂逅で得た読書体験を振り返り、高嶋氏は子供向けの書として、ファーブル昆虫記や偉人伝を強くご推奨。

それは瀬戸内海に臨む玉野市の美しい自然の中で豊かな心を育んだ高嶋先生を、薫陶した名著であることは言うまでもありません。

自然の恵みに触れて人に触れ、読書を通して偉人の人生体験に触れて見識を磨くこと。 能力を育てることが教育の重要な役割とも。


「 人生を変えた本 」

人は感動によって進化する。 感動は人を創り、知識が人生を楽しく演出してくれる。 だから読書を薦めたい、そんな咀嚼に至ったり。

本には(作家の)人生が詰まっている。 古本市場の創業者、螢謄ぅ帖 相談役の秋山氏の言葉を思い出し、高嶋語録と重なった。

本を書く人さばく人、含蓄のある言葉に感謝するばかり。 何より人気作家、高嶋先生ご推奨の興味深い良書リストより直感の一冊!

日野原先生の 平静の心―オスラー博士講演集。 読了できるかしらん……(汗)。


「 Only one and only once. 」

高嶋氏がこれから書いてみたいもの。

それは志ある人たちの生き様や地球存亡の危機など、社会性とメッセージ性に溢れるテーマに取り組みたいとお聞きした。

加えて親子の絆など、熟考すべき普遍性のあるもの。 ただ一人、ただ一度、かけがえのない私、そして人生なのだから。

名残惜しくも「また会う日まで」と別れを告げる高嶋先生の講演会は終了時刻へと。 心より感謝を、ありがとうございます


【編集後記】

質疑応答の時間も十分で、作家志望のお嬢さんに優しく答えるシーンを通して先生の高邁なお人柄に触れ、思わずファンになりそうな。


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道州制講演会 in 岡山 2008.1.29

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グランヴィア岡山と六高マン(旧制第六高等学校の学生像)
この講演会は

世界潮流を俯瞰する有識者に地方自治の進むべくヒントを伺い、道州制の必要性と必然性など、

その理解を深める目的のもとに開催されたもの。


【 基調講演 】 演題 「 道州制と地域の東アジア連携 」

講師 (財)日本総合研究所 会長 (株)三井物産戦略研究所 所長 寺島実郎(てらしま じつろう) 氏

著書 ・脳力のレッスン 2 (2) ・二十世紀から何を学ぶか 上―一九〇〇年への旅 (1) (新潮選書) by Amazon.


【 開会挨拶及び意見交換 】 岡山県 石井知事

日時 2008年1月29日(火) 13:00〜14:30 ホテルグランヴィア岡山 4階 フェニックス  主催 岡山県


「 パラダイムシフト 」

道州制講演会の講師は上記に記載した役職以外にも、早稲田大学 大学院 アジア太平洋研究科 教授を兼務する 寺島実郎氏。

同氏は1947年、北海道沼田町生まれ。 札幌旭丘高校より早稲田大学 大学院 修士課程を修了し、三井物産(株)へ入社。

ニューヨーク本店において情報・企画担当、ワシントンでは事務所長を務めるなど、グローバル経済に大変精通している。

日本のエネルギー戦略の脆弱さを指摘するなど、厳寒の環境で育った道産子(北海道生まれ)らしい着眼点も覗かせる。

また、「ITとFT(フィナンシャルテクノロジー)の結婚」「コンビニは生ものを扱える情報拠点」など、その表現力は豊かで独特。

グローバル視点から判断ができる日本屈指の有識者。 量から質の時代、移動の時代等、パラダイム転換に鋭い論議を醸す。


「 アジア ダイナミズム(活力) 」

大中華圏(グレーターチャイナ)とは、陸の中国(中国本土)・海の中国(香港・台湾・シンガポール)の経済連携による南進をさす。

講演は、世界経済の年平均実質成長率(実体経済)3.5%、物流経済7%、金融経済14%など、端的な配布資料に基づきスタート。

(この数値自体が倍々ゲームで世界的マネー市場の投機性を連想させるもの)

そこに中国の高成長を示す数値が太文字で浮き上がる。 大中華圏が日本の国内総生産(GDP)を抜くのは時間の問題、今年度かも。

通商国家である日本の対外取引も大きく変化。 モノの移動とともに、人の移動もアジアに傾く昨今。 「親米入亜」ということか。


「 ユーラシア ダイナミズム(活力) 」

首都圏至近のスキーリゾート苗場がロシア人で賑わう事実。 世界一のエネルギー収支黒字国ロシアが勝ち組として息を吹き返す。

オイルマネーはロンドン市場へ流入。 サッチャー政権が主導したビッグバン(金融規制緩和策)により英国経済は発展する一方、

外資系企業による金融機関の買収が進むウィンブルドン現象が顕著化。 しかも製造業は自動車業界はじめ、イギリス勢は不振。

日本がとるべき進路は、金融主導のマネーゲーム的資本主義ではなく、モノづくりと産業技術力を重視する資本主義ではないか。

東アジア連携の必要性と必然性、とレジュメは結ぶ。 


「 広域化する基礎的自治体と道州制 」

集約されゆく地方公共団体の調整コストが問題。

海外諸国の高い成長に起因する日本国内産業の空洞化。 それを解決する唯一の方法は、国際競争力を取り戻すこと。

国家はオールジャパンの戦略策定と外交・防衛に集中し、地方は自立した地方分権型社会の創造が急務ではなかろうか。

国家レベルでの構造改革が必須で、地方の疲弊を解決するのが道州制ではないかとメッセージを発した前回の シンポジウム

何もしなくて良くなるのなら、それも悪くない。 しかし、何もしないから世界から取り残されている、それも現実。

一点突破する国際競争力養成の為にも構造改革は必要だ。

今回講演のキーワードは、東アジア連携の必要性と必然性。 必要性と必然性は言い換えれば、当然の選択をすべしという催促とも。

何もしなければ地方自治は調整コストで益々疲弊。 道州制が必要か必然か、せめて考える機会が必要。 当然の選択をしなくては。


「 二地域居住と移動の時代 」

道州制が将来、必要で必然と決め付けるのは性急だが、広域防災拠点構想にみる安全・安心の観点で反論は見当たらない。

しかも中四国州を想定すると、太平洋岸から日本海側へと同一自治体による効率の高い理想的な環境づくりも期待が持てる。

貿易構造のアジアシフトによる日本海物流の幕開け、太平洋側港湾から境港への物流シフトなど、バッチリ呼応できそうだ。

中四国州のトラフィック環境は縦横無尽に移動が可能。

2006年より団塊世代のライフスタイル変化にいち早く呼応した“ときどき(週末)富山県民”なる発想にも注目しておきたい。

移動する人ほどモノを考える、いざ裏山へ! そんなキーワードも気になって。 人々が訪れる知恵比べが必要で必然かと。

“おいでんせぇ中四国州”なら“ハイ喜んで”と回帰しそう。 社会インフラも環境も、いわんや恵まれ過ぎた 岡山の自然 をや。

産業力を活かすプラットフォームづくりに不足のない岡山。 リソースを活かすも隠すも岡山県民次第ということなのでしょう。

ほかにも金融・エネルギー・食料、こと、農業生産法人という言葉も繰り返し聞かれ、岡山が進むべくヒントは盛りだくさん。

何といっても世界の頂から鳥瞰する識者の講演に学んだことは星の数。 希有なる講演会に心から感謝。 ありがとうございます


【編集後記】

道州制の理解が少しでも広まることを願い、綴っています。 遠い未来の子どもたちの為に出来ることからスグ行動すべきかと。


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竹中平蔵教授 講演会 in 岡山 2007.10.14

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岡山シンフォニーホール♪
この講演会は

経済学に精通した有識者にグローバル経済の動向を伺い、

日本経済成長のヒントを得ることを目的に開催されたもの。


【 基調講演 】 演題 「 これからの日本経済と成長の展望 」

講師 慶応義塾大学 教授・グローバルセキュリティ研究所 所長 竹中平蔵

著書 ・構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌 ・竹中平蔵の特別授業―きょうからあなたは「経済担当補佐官」 by Amazon.

日時 2007年10月14日(日) 12:50〜14:10 岡山シンフォニーホール 大ホール

主催 (社)岡山県宅地建物取引業協会 (社)全国宅地建物取引業保証協会 岡山本部  後援 国土交通省 山陽新聞社 山陽放送 (社)全国宅地建物取引業協会連合会


「 経済学者の冷徹な頭脳と温かい心 」

岡山経済講演会の講師は、慶応義塾大学教授とともに同大学のグローバルセキュリティ研究所 所長を兼務する 竹中平蔵氏。

同氏は1951年、和歌山市生まれ。 一橋大学経済学部卒業後、日本開発銀行へ入行。 1989年、ハーバード大学 客員准教授に就任。

1990年、慶應義塾大学 総合政策学部 助教授に就き1998年、経済戦略会議(小渕首相諮問会議)のメンバーとして政策に参加。

2000年、IT戦略会議(森首相諮問機関)メンバーとなり2001年、小泉内閣より民間人ながら経済財政政策担当大臣に任命される。

その後2004年、第20回 参議院議員通常選挙にてトップ当選。 小泉総理のもと、日本経済の「聖域なき構造改革」を断行した。

2006年9月、政界を引退。 現在、慶大教授・日本経済研究センター特別顧問・アカデミーヒルズ理事長・パソナ特別顧問を兼務。

英国経済学者 アルフレッド・マーシャル氏の語録「経済学者は冷静な頭脳と暖かい心を持たねばならない」より大志を得たと聞く。

特技はカラオケ、趣味は構造改革・野球観戦(大のタイガースファン)・音楽鑑賞(谷村新司氏の曲)は同氏のホームページより。

本日はインクブルーのスーツにクリーム色のネクタイ、難しい経済談義をも和ませるニコニコ論調、好感度抜群の笑顔でご登壇。


「 回顧録と政局と笑い 」

先生は爽やかな笑顔で元気良く、しかも軽快ながらも分かり易い口調にて、臨場感たっぷりの土産話を持たれて講演壇上へ。

挨拶の冒頭で、異様な世界(政界)を離れて1年、今の私の強みは何を言っても失言にならないこと、といきなり誘う会場の笑い。

続けて、私は昆虫学者が昆虫になるほど貴重な体験を頂けた。 経済学者が経済財政政策に携われたのだから、本当に有り難い。

そこへ自著 構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌 の紹介に、高々と指をかざす小泉首相の決めポーズを添え、またも会場は大爆笑。

本著は総理との会話を記した政界の回顧録(memoirs)であるため、小泉氏本人の見解を問うたところ回答はひと言、いい本だね!と。

そのほか前総理大臣秘書官 飯島氏の小泉チルドレン話や、前幹事長の陰謀説・犠牲者説等、興味津々の聴講者は土産話に釘付け。

その一方、政局あって政策なしのドタバタ騒動に政策論の重要性を厳しく唱え、皆が勝ち馬に乗ろうとする今の政治力学に警鐘も。

受講者を魅きつける、場を読む講義展開にいきなり脱帽。

(竹中教授が機中で笑った 映画「バブルへGO!!~タイムマシンはドラム式」presents:バブルへGO!!~キラキラ☆ポップ!! by Amazon.)


「 グローバル競争の影と戦う構造改革 」

日本経済は1989年の日経平均株価をピークに泥沼化。 問題の根源、不良債権償却を怠り公共事業継続と、見誤った施策により長期化。

それから10年の歳月を失い2001年、小泉内閣の聖域なき構造改革がはじまり、ようやく日本は景気回復の道を歩み出したところ。

痛みを伴う不良債権処理は峠を越え、すぐにオリンピック参加とはいかないまでも、国内経済は健全さを取り戻しつつある段階。

そうした経済成長の芽を伸ばすためのひとつの提案は、1-2%程度の緩やかなインフレターゲットと、もうひとつは地方経済の回復。

だからもう一歩、成長を後押しする構造改革が必要と。 例えて地方の疲弊を解決できる構造改革は、地方政府による道州制

こと地方企業の復興策こそ、中小企業庁を道州制において取り込み、地域に根ざした施策を推進することが寛容と。 なるほど。

目的は熾烈なグローバル競争に勝てる改革であり、同時に、貧困問題・生活保護・雇用対策など、セーフティーネットの充実も必要。

メディアが連呼する格差とは、構造改革による影というより、生産拠点の海外移管など、国際競争の劣勢がもたらす影というべきだ。

英国 サッチャー元首相の語録より、金持ちを貧困にしても国が貧窮するだけを引用し、頑張る人・会社を応援すべしと切り返す。

多国籍企業が海外で稼ぐ今、3%成長を国内経済の目標に据えるチャンスとご提言。 実現できれば消費税据え置きは十分可能とも。

それを実現する具体的施策の例として、1. 東京大学の民営化、2. オープンスカイ政策(空港の自由化)について詳しいご教授あり。

具体策に対する仮説・検証のセット提言はさすが(敬)。


「 観光の企画力とITの活用 」

旅行ブームの周期は50年。 オーストラリア観光の成功要因はツーリズム(旅行学)とホスピタリティー(おもてなし学)と解説。

竹中先生は地方経済復興の策として、文化・観光の可能性を説き、大学の観光学部又は観光学科設立の提言も添えられました。

加えて、観光を生業とする人々の所得割合は、米国12%に対し日本は6%。 しかも退職控えた団塊世代の興味の筆頭は旅行。

国内観光業の成長可能性は極めて大きいと俯瞰の様相。

ルイ・ヴィトンが躍進はじめた1860年、バックス・ブリタニカを起点とする世界的旅行ブーム。 次は米国が欧州GDPを抜いた1910年代。

ジャンボジェット機が就航し、ふたたび世界的旅行ブームが起こった1960年代、旅行ブームの周期を50年とするなら、次は2010年。

折りしもグローバルな世界文化遺産登録ブームが起きており、まさにこの岡山県も後楽園・閑谷学校を擁する活動機運が盛り上がり。

それに併せてトライすべきはITの活用。 地方ほどブロードバンド社会の恩恵を受け易く、生活に、ビジネスに活かすべしという励ましも。

まさしく地方の時代が訪れる、そっと拳でガッツポーズ。


「 竹中教授の 学問のすゝめ 」

まさに今、1920年代を見るようなライフスタイルの変化がうねり、多くのビジネスチャンスが訪れているのではなかろうか。

成功は工夫と努力の賜物、だから学問のすすめ。

最後に紹介された慶応義塾の創設者 福澤諭吉先生の関連書籍は北康利氏の著書 福沢諭吉 国を支えて国を頼らず by Amazon.

そんな自助努力を促す竹中教授の講義は終始、○○だからダメだ、ではなく○○で良くなる、という改革の効果仮説に基づく前向きなもの。

未来の夢と希望と元気をたくさん頂きました(嬉)。


そうして余談ながら昨日2007年10月13日(土)、まさにこの大ホールにて、自民党政務調査会長 谷垣先生の講座がありました。

政治経済の巨匠が連日ご来岡くださるとは、政令指定都市を目指す岡山市と道州制を議論する岡山県の進化の兆しかも知れません。

何より経済賢者の有り難い講座に学ぶことは星の数。 大変貴重な講演会の開催に心より感謝しています。 ありがとうございます


【編集後記】

後楽園の廉池軒(れんちけん)
画像は2007年10月14日(日)の岡山後楽園 廉池軒(れんちけん)。

10月13日(土)- 10月15日(月) 3日間のイベント、なごみの間 作品展 〜ごきげんようび〜 の様子。

貧窮した岡山藩の藩政改革を進めつつ、後楽園・閑谷学校・大多府漁港元禄防波堤を設計・施工したのが岡山藩 郡代 津田永忠氏。

近世岡山の文化・土木遺構群の枢要となる人物。 まさに今、岡山県は津田永忠氏の功績をテーマに世界遺産登録を目指しています。

財政改革・文化振興での津田氏・竹中氏の共通点が面白く。


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金融経済講演会 in 岡山 2007.9.18

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岡山の金融経済講演会を記録するページ

岡山コンベンションセンター(ままかりフォーラム)
この度の金融経済講演会は、

金融経済に関する情報提供と学習支援を目的に、岡山県民を対象として実施された講演会。


【 金融経済講演会 】

演題 「 日本経済のゆくえ 」
講師 早稲田大学 大学院 ファイナンス研究科 教授 野口悠紀雄 先生
著書 ・資本開国論―新たなグローバル化時代の経済戦略 ・「超」整理手帳2008 スペシャルBOX by Amazon.

(開会挨拶 岡山県金融広報委員会 鵜飼博史 会長)

日時 2007年9月18日(火) 14:00〜15:30
会場 岡山コンベンションセンター 3F コンベンションホール
主催 岡山県金融広報委員会  共催 岡山県 岡山市  後援 金融広報中央委員会


「 冷戦終結とIT革命が齎した 日本経済の地位低下 」

冷戦終結の象徴ともいうベルリンの壁崩壊(1989年)を経て、社会主義経済諸国の労働力は活性化。 その規模、35億人相当とも。

それに伴い労働コストは低下、製品価格も下落。 廉価商品が海を越え日本に押し寄せ、価格破壊が国内企業を激しく痛打した。

結果、1人当たりGDP(国内総生産)でみる世界一の豊かさを誇った日本は今や10位に近づき、大きくその順位を下げている。


「 通信&PCコストがゼロに近づく 21世紀型経済 」

オンライン・アウトソーシングというキーワード。

20世紀におけるボーダレス・グローバリゼーションの認識は、例えば世界の工場 中国企業の製品が海を越えて来たこと。

21世紀が示すその意味は、インターネットを介して知を集めること。 いわば“集合知”で、しかもコストは驚愕の安価にて。

21世紀型経済モデルにおいて周回遅れの日本は1人当たりGDP同様、日米主要企業の価値比較でも引き離されていくばかり。

印象的な先生の言葉は「その理由は投資コストでも制度問題でもなく、やろうとしないだけ」という淡々としたものだった。

なるほどグーグルの利用率、国内では低過ぎという感じ。 資本力乏しい中小企業ほど、絶好のチャンス到来と思えるも……。


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「 頼ることなく切り拓く日本(自分)の未来 」

製造業を変化なく続けるなら日本経済は確実に衰退。

垂直分業する製造業の限界に気づき、水平分業する米国的な産業構造の変革と、金融技術革命が今の日本には必要。

米国の産業シフトと英国の復活に倣うべく。 グーグル・シスコと日立・NECの資本収益率比較など、近未来的に強烈で刺激的。

Webマーケティングが唱えるオープンソースの概念が根付くかどうか、ヤフーとグーグルの収益率比較に学べる内容もありました。


最後に、実例を多く交えた講演内容は濃く、しかもレジュメはとても簡潔で、日本経済の将来ヒントが満載されたもの。 

野口先生、そして開催に尽力された皆さまに感謝しています。


【編集後記】

JR岡山駅前 開発状況
画像の左側、屋上ネオンサインの骨組みが見えるミラー張りの建物は、2007年11月オープン予定の ビックカメラ岡山店(仮称)。

JR岡山駅 さんすて北館に8月オープンした都会派 SHIPSに続き 電気量販店等、東京資本が続々と ご来岡。

世界が魅惑の街 岡山を放ってはおきませんよネ。

折りしも岡山後楽園・閑谷学校などユネスコへの登録を目指す「岡山世界遺産登録推進応援ネットワーク」が発足したところ。

世界へ情報発信していくエキサイティングな気概も一緒に、ひしひし感じたり。 「 岡山を人気者に! 」


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