政策形成ブログ

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岡山市交通局

宇野バス Vs 両備バスの比較で解る問題の本質: 公金46百万円の補助事業から市民は何を学ぶのか !? : 岡山市「がけっぷち!」キャンペーン

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抜本的改革を担う “ 岡山市交通局 ” 提言のページ


公共交通利用促進「がけっぷち!」キャンペーンに正義はあるか?ーダー選びを間違える街は、衰退まっしぐら。

機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通問題に向き合わない大森市長は、対処療法でしかない企業ファースト事業「岡山市期間限定プレミアム付きタクシー券」に続き、今年5月に用意周到。補正予算で確保済みの公金46百万円を惜しげも無く “ 公共交通利用促進「がけっぷち!」キャンペーン ” に大盤振る舞いプレゼント。共通定期券制度やバス会社の共同経営ほか抜本的改革に着手しないギガ無駄遣い。

極めつけは路面電車ロックイン事業 11億47百万円で、強行されれば岡山市の未来は将に「がけっぷち!」


市民ファーストの熊本市では既に「共同経営推進室」が起動しており、広島市の「共通定期券制度」は当たり前だの利用者ファースト。こうした抜本的改革に大森さんは取り組まずして企業へお金をバラ撒くから、傀儡市政は3期目を迎えて安泰一方、住民サービスは低下の一途。もはや、岡山市民の生活は「がけっぷち!」


KPIを設定しない「企業ファースト」岡山市政のバラマキにより、補助金は瞬時に蒸発 !?

公金46百万円のバラマキから市民が学ぶべきは、政治的無関心な街を待つのはゴーストタウン…の大惨事。


※ 下記は、岡山市議会へ提出(郵送)した陳情書の住所を伏字にし公開した、デジタル陳情書です。
※ 下記は令和4年1月1日に再提出(郵送)した陳情書の住所を伏字にし公開したデジタル陳情書です。

そうやって岡山市の路線バス・路面電車の運賃無料DAY実施は、11月28日(日)と、12月10日(金)。

是非この機会を有効利用し公共交通に乗車することで、なぜ岡山市民は公共交通機関の利用が少ないのか。そこに潜む障害は何か、横たわっている問題は何か。それらを感じ取るとともに、どうすれば公共交通の利用を増やし、市民や岡山市への来訪者の交通の利便性を向上させられるか。考える好機になれば幸いに存じます。


野バス Vs 両備バスの比較で解る、機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通機関の問題の本質

岡山市の深刻な公共交通問題に向き合い、私からのご提案は、宇野バス両備バス岡電バス東備バス)の両方に乗車し比較することで、両社の経営哲学に思いを致すこと。運賃サイテー・安全・利便性サイコーを目指す宇野バス社と、公共交通は岡山市民の負託に応える公共事業で「遊びじゃない」を忘れた両備バス社。

顧客視点の「じぶんバス停」とは対照的に、街テロ興行電車…。俺様視点の後者に共感は御座いません。


さて、宇野バス 両備バス乗り比べで解る経営哲学。デザイン統一されたバス室内に無線LANとゴミ箱が設置され、それでいて全国屈指の低運賃の宇野バス社。いろんなバスチャギントンバスチャギントン電車ほか外観に莫大なコストを費やし運賃高額化させる両備バス社は、杜撰な経営を棚に上げ強請る、せびる補助金

そう。岡山市交通局新設の際の運営主体として宇野バス社を迎い入れ、抜本的改革をお願いしたい市民の私。

仮にも今回「路線バス・路面電車の運賃無料DAY」は岡山市の公金46百万円が投じられた事業なので、公共交通利用促進「がけっぷち!」キャンペーンWebサイトを新設した両備バス社は何を学んで気づき、どんな改善を行い革新を生み出すのか、監視のしどころ。同社トップと大森市長は、進退をかけて成果を示されたい

いづれもダメなリーダーは素早く交代させ、長老支配の衰退スパイラルから岡山市を脱却させることが重要。


あらためて公金46百万円の補助事業、俗名『岡山市「がけっぷち!」キャンペーン』から学ばなければイケナイことは、住民が政治的無関心である街が行き着く近未来、終着駅は、ゴーストタウンという悲惨な結末…それは大惨事。宇野バス Vs 両備バスの比較から、岡山市に相応しいリーダーを感じ取って戴ければ幸い。

「がけっぷち!」キャンペーンに警鐘を鳴らす政策起業家は、成長する岡山市への転換を目指して走ります。


新元号「令和」のライフワークは徳業により洗練される。そう考え、立ち上げた社会事業は “ 岡山令和刷新事業 ” 。コアを担うプロジェクトは、災害に強く、心豊かに生きられる Society 5.0 の街づくり。行政のデジタル化自治体クラウドの導入を促すデジタル陳情書の提出など、DX技術の駆使により推進しています。


Beyondコロナ(COVID-19) 反都市化で加速する地方創生、強い街づくり
 〜 自給自足新しい生活様式)へ先祖返りする Society 5.0シティ

張り詰めていた東京一極集中が逆回転を始める、そのトリガーを引いてしまった、COVID-19

すでに起こった逆都市化に呼応する、SDGsローカルハブSociety5.0シティ」を地方に幾つも誕生させる壮大な事業構想。地方の荒廃農地と耕作放棄地に、半農半DX人財(DX公務員)の移住を促し、CPSを実装することで「自給自足」と「ベーシックインカム」を同時機能させる「スーパーシティ」構想の進化版。もはやリニア中央新幹線より優先し、推進されるべく国の公共事業緊急提言にまとめて、ここに共有いたします。


本エントリーもなおキャッチィな釣りタイトルからダッチロールを続けたものの、そろそろ滑らかにランディングしなくては…。と、私が描いているBeyondコロナのサイバーフィジカルシステム(CPS)戦略とは、フィジカル空間で洗練した自らの哲学をサイバー空間で分析・知識化を行い、創出した情報・価値によって産業の活性化や社会問題(ディープイシュー)の解決を図る技術(ディープテック)を活かして生きること。

すでに起こった未来は、逆回転を始めた東京一極集中。急ぎ国家プロジェクトを緊急提言にまとめたり。

※※ 緊急提言【 スーパーシティ岡山インキュベーション・プログラム 2020 】2020.6.14 転載

札幌〜東京〜大阪を経て、2006年。地方都市おかやま市へ移住し、深く静かに潜伏を続ける私の役割あります、バラエティ。拙コラム「「スーパーシティ」構想の魁は、吉備中央町」からの再掲と相成りますが、岡山版「スーパーシティ」構想をシェアして擱筆します。ここまでお読みくださり、感謝の念に堪えません。

※ このコラムは組織を代表する意見でも友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。ありがとうございます。


 著者紹介 )) 経営DXラボ CIO GXDX融合イノベーター 菅野敦也
リベラルアーツ(あるいは、ディープテック)を活かして SDGs、Online Merges with Offline(OMO)、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進および、AIスコアリング研究を継続。Society 5.0へのリスキリング、地方創生ホラクラシー組織づくりも試行しています!
時代に先駆け地方都市、岡山市へ移住・定住10年超。大企業5社、自治体の外郭団体2組織での就業とスタートアップあわせてキャリアチェンジ(転職・起業)6回以上(出向を含む11社に所属)。多様な実務のなかで鍛え抜かれたDX人材(DX投資で先行する大企業を内部から俯瞰し適切なUXを体得した横断型人材)として、新しい生活様式に呼応する働き方DXの支援を実施。また、上場企業での管理職経験を活かして、大企業と中小零細企業の生産性を比較分析。未来志向の人財開発および、DX経営ビジョンの提案、メンバーシップ型からジョブ型雇用への円滑な移行など旬のソリューションサービスをご提供いたします。


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岡山市長と松江市長を比較した岡山市民は、安倍首相を叩く以前に大森市長を叩き出す。首長の資質に翻弄される、街の栄枯盛衰

新型コロナウイルスに直接または間接的に罹災された方々へ、心からお見舞い申し上げます。

ディープイシューの宝庫 岡山市 ” その難点を共有するページ

岡山市のBRT化の兆し
おかやま市は大変なことになっています…

岡山市民10名で市役所をお訪ねし、大森雅夫市長に公共交通再生に関する提言書を直接お渡ししたのは2017年8月30日(水)。その翌年には市内において公共交通ストライキという言語道断の “ 街テロ ” が勃発、岡山市の公共交通サービスの機能不全は深刻さを増すばかり。あわせて待機児童数は全国ワースト4位はじめ人食い用水路の犠牲者数は全国トップレベルなど、岡山市の住民サービスは劣化の一途。


上記の記事のタイトルに読むように、ハコモノ鉄モノなど一部の企業を喜ばせる事業費の膨張により予算は4年連続過去最大と肥大を続ける傍ら、優先して取り組まねばならない重要な問題の放置を続ける岡山市。そんな折、首相官邸HPに読む総理の 〜 全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、来週3月2日から春休みまで、臨時休業を行うよう要請します 〜 とする発言があり、文科省の通知を受けた岡山市は脊髄反射で「岡山市立学校の臨時休業」を発表。ところが、松江市明石養護学校では異なる対応も。

茨城県つくば市 “ 五十嵐 立青 つくば市長の英断

待機児童数は常に全国トップクラスの岡山市による、市民への誠実な説明なき即断は、保身か…
〜 脊髄反射による首長のリスク回避。不要不急の学校等における一斉臨時休業で街はボロボロ 〜

NHK NEWS WEB 記事 “ 臨時休校要請 安倍首相「実情踏まえ柔軟に対応を」” の中で総理は「今回の要請は法的拘束力を有するものではなく、最終的な判断は学校を設置する地方自治体や学校法人などで行われるものだ。それぞれの地域や学校で事情が違うわけで、基本的な考え方としてお示しした。各学校や地域で柔軟に判断いただきたいと考えている」と述べており玉虫色とも言えますが、無党派層の私は、地方自治体へのリスク分散と斟酌。そのとき首長の裁量として「学校等における一斉臨時休業」は国の指針に従う(保身をも兼ねた)無難な選択であり、何も考えることなく即断可能。それでも市民の暮らしに寄り添い真剣に考える首長諸氏は、今後状況に変化があった場合あらためて対応するとして休校しない方針を打ち出し、誠にあっぱれ。

多様な「現場」が想像できる次世代リーダーであるなら即座に休校できる国からの切り札を温存、市民の暮らしに与える影響を勘案し、自ら莫大なリスクを背負って苦渋の決断に至るもの。そこに保身の意図はなく、誠にあっぱれ。他方、ミスター保身が岡山市に就任してから “ おかやま桃太郎まつり 納涼花火大会 ” は中止になるなど街の文化は損なわれ、インバウンド消費は冷める冷える。疫病神に取り憑かれてしまった岡山市。


街づくりは首長の為政力によるところが大きく、最善を模索する気概の島根県と、思考停止の岡山市…。大森雅夫氏が岡山市長に就任されて忽ち、街はボロボロ。転出超過(人口減)に歯止めがかかりません……。


こと毎日新聞社の記事 “ 島根県・松江市「態勢整わない」感染出るまで休校せず 新型コロナで対応割れる自治体 ” に読む金沢市の山野市長の記者会見での対応は「首相の危機感は共有するが、これは壮大な社会実験。行政が新しいことをやるには慎重にやらないといけない。庁内や市民と議論するのに時間がない。影響があまりに大きく、市長として市民に責任を持った説明ができない」としたもので、待機児童数は全国ワースト4位でありながら『一斉休校』を即断した大森雅夫岡山市長の市民への説明責任は、山野之義金沢市長とは対象的に、全く果たされず。岡山市議会の数少ない市民派 森山幸治市議が特別支援学校の対応について鋭い考察を共有くださり一安心も、岡山市としての正式な見解は今時点で確認できず。新型コロナウイルス感染症に試される、選挙投票率 28.35%の街の首長の資質と為政力。困窮へ突き落とされる、岡山市民の暮らし向き。


想い起こさば、2013年。天然リソースに恵まれた交通の要衝かつ晴れの国おかやま市は、大森氏が岡山市長選に当選してからというものこども食堂をはじめ、待機児童数は全国ワースト4位人食い用水路の犠牲者数は全国トップレベルなど、根深い問題の放置を続ける岡山市の肝心要の住民サービスは劣化の一途。にも関わらず、安倍政権を叩く岡山市民は少なからずも大森市政を叩く市民は殆どいないという岡山市民の摩訶不思議。将に “ 森を見て木を見ず ” は茹でガエル化の兆しで、路面電車による公共交通の自殺は、その証左。

街づくりは首長の為政力によるところが大きく、成長する金沢市と、衰退へ踏み出さんとする岡山市…。

Remember KANAZAWA ! No more OKAYAMA !! そんな近未来を受け入れてはならない私たち岡山市民は、安倍首相を叩く以前に大森市長を叩き出す。そうして例えば原田ケンスケさんのような、次代が求める逸材の活躍を密かに願う今ここ。もう二度と首長の選択を間違えない決意表明として、ここに記します。

岡山市長と松江市長を比較した岡山市民は、安倍首相を叩く以前に大森市長を叩き出す

※ これより以降は岡山市による「公共交通の自殺」に関する問題提起へ続きます。


NO 路面電車! 未来志向の岡山市民の総意は推定 8割 !?


Remember HIROSHIMA ! No more UTSUNOMIYA !! 岡山市民の声なき声(パブコメ)に耳を傾けるなら、広島市の “ 共通定期券制度 ” に学び、宇都宮市の “ LRT 導入の錯誤、「LRT ありき」に陥らせた「不幸」等について ” から多くを教わり、次の世代のために同じ轍を踏んではならない私たち岡山市民。

公共の利益なき路面電車ありき、何がそこまでさせるのか? 岡山市長の気味悪さは増すばかり――。

あらためて 大森雅夫市長 殿
私の提言は「1. MaaS に逆行する時代錯誤の路面電車を速やかに廃線し、2. 路線バスの運賃プール制を主軸に犇めく事業会社を統廃合するための「岡山市交通局」を創設。引き続いて、3. 郊外へと伸びゆく路線フリーの BRT を整備しましょう」という、いたってシンプルたった3つです。

路面電車は軌道架線が不可欠で、それらに費やされる保守・点検コストは莫大かつ、なんといっても輸送費あわせて多額の補助金が浪費される電車車両の取得費用が市の財政に与える打撃は甚大。2億8千万円超のMOMO2に換算するとき、新型連接バスなら3-4台が購入可能であることから、持続可能な地域の将来を考える誠実な首長(例えば福岡市神戸市宇部市)は、LRT ではなく BRT を選択なされたり。特定の事業会社を喜ばせる傍ら市民に負債を負わせる大森市長の路面電車(LRT)ありきは、やはり気味が悪いです……。


岡山の栄枯盛衰を将来的に司る路面電車の延伸と環状化には “ 住民投票 ” が必要で、岡山の県民・市民の総意なき強行は即ち “ 市長のリコール ” に直結する大事件。誠実な説明を何卒よろしくお願いいたします。


再々掲で恐縮ですが、機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通機関の問題の本質は、岡山駅東口のバス乗り場に集約されており、乗り入れる路線バス7社および、乗り入れを阻害されている岡山市中心部循環バス「めぐりん」を含めた統廃合こそ喫緊の課題。群雄割拠の戦国バス時代に終止符を打つには、繰り返すまでもなく「岡山市交通局」新設の選択しか残されておりません。責任を負わない岡山市が不毛な会議を続ければ、結末は、勝者のいない焼け野原。なれば市民の私は岡山令和刷新事業 “ おかやま市 MaaS プロジェクト ” を推進、「岡山市交通局」新設の陳情を継続いたします。ここまでお読みくださり、ありがとうございます。


※ このコラムは組織を代表する意見でも、友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。


 著者紹介 )) 経営DXラボ CIO ディープテック構想アーティスト 菅野敦也
リベラルアーツ(あるいは、ディープテック)を活かして SDGs、Online Merges with Offline(OMO)、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業および、AIスコアリング研究を推進。Society 5.0に臨む、地方創生ホラクラシー組織づくりも試行しています!
時代に先駆け地方都市、岡山市へ移住・定住10年超。大企業5社、自治体の外郭団体2組織での就業とスタートアップあわせてキャリアチェンジ(転職・起業)6回超(出向を含む11社に所属)など、多様で多彩な実経験に裏打ちされた実業出身の実務家(誠の有識者)として、社員・職員のリカレント教育や生涯学習の習慣づけ、副業・兼業に関する学び直しの支援を行います。また、上場企業での管理職経験を活かして大企業と中小零細企業の生産性を比較分析、未来志向の人財開発および、労使双方の観点から実りある働き方改革の提案など、旬のソリューションサービスをご提供いたします。


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MaaS なき、時代錯誤。公共交通レガシーシステムの延伸は、岡山市の終わりの始まり。大森雅夫岡山市長の、路面電車ありきの気味悪さ

ディープイシューの宝庫 岡山市 ” その難点を共有するページ

岡山市のBRT化の兆し
おかやま市は大変なことになっています…

岡山市民10名で市役所をお訪ねし、大森雅夫市長に公共交通再生に関する提言書を直接お渡ししたのは2017年8月30日(水)。その翌年には市内において公共交通ストライキという言語道断の “ 街テロ ” が勃発、岡山市の公共交通サービスの機能不全は深刻さを増すばかり。あわせて待機児童数は全国ワースト4位はじめ人食い用水路の犠牲者数は全国トップレベルなど、岡山市の住民サービスは劣化の一途。


上記の記事のタイトルに読むように、予算は4年連続過去最大と肥大を続ける傍ら、優先して取り組まねばならない重要な問題の放置を続ける岡山市。そんな折柄「暮らしを豊かにする交通のために」と題したパネルディスカッションに登壇なされた大森市長。真意を確かめに会場へ赴き、聴講。そのなか披露された公共事業の一つは岡山市都市整備局 都市・交通部 庭園都市推進課 街なかにぎわい推進室が手掛けるホコテン!事業で本末転倒、呆れるばかり。公共交通機関の充実あればの街なか賑わいであって、基調講演で宇都宮浄人(うつのみやきよひと)先生が公共交通先進国 ウィーンの地下鉄・トラム・バスの年間パスについて教示くださったように、岡山市は街なかにカネをバラ撒く以前にMaaSの3類型「都市版」「地方版」「観光型」を理解して、住民と市外・県外からの来訪者の移動サービスとしての公共交通事業の再生を最優先しなくては…。

路面電車延伸のアウトカムに関し、市民に誠実に説明しない岡山市長の気味悪さは増すばかり――。

宇都宮先生は講演およびシンポジウムの中で幾多の貴重なご発言をくださり、街の健全な成長と繁栄のために働く未来志向の私たち岡山市民にとって、嬉しい援護射撃は星の数。質疑応答の時間を取らないシンポジウム会場で、申し合わせたように前列に座した数名にマイクを回す主催者の用意周到さは、あたかもサクラを見る会と重なり失笑を堪えるのがやっと。MaaS をスルーし路面電車延伸・環状化への対案を持つ者を排除したパネルディスカッションは路面電車ありきのプロパガンダ集会に傾く多大な危険を孕んではいたものの、そうならずに閉幕まで辿り着けたのは、紛れもなく宇都宮先生の粋な提言による賜物で、岡山市民への恩恵。


先生から「岡山駅東口バス案内所たらい回し」問題の共有、「芸陽バス共通定期券制度」の紹介等があり、大森市長の「65歳以上の高齢者、障害者の運賃半額」案に対し宇都宮先生は「郊外から街なかへの利便性の高い公共交通の整備が急務であって、1時間に1本のバスなど現在の岡山市の実情では意味をなさない」旨の指導をもって軽く一蹴。加えて「日本一短い岡山市の路面電車」発言にかぶせるような「アウトカムあればの公共交通サービスへの事業投資」の大森市長への諫言は、とうに廃線されていたはずの路面電車の延伸・環状化を強権的に進める理由を暗に問うもので、会の予定調和を阻止した名言。推察するなら「大森市長、路面電車の延伸云々よりも、真っ先にバスの改革をやりなさい」という示唆に富んだ貴重な時間を市民は共有。


プロパガンダは不発で、路面電車ありきの市長の面目丸潰れ。そんなシンポジウムに、静かに拍手。

機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通の問題の本質を悟り切っていたと思しき宇都宮浄人先生は、主催者側のホームページや配布物には表記のなかった MaaS(Mobility as a Service) について敢えて何度も繰り返して丁寧に、岡山の聴講者に語りかけ啓発くださったのだろうとお察しし、感謝の念に堪えない私。



NO 路面電車! 未来志向の岡山市民の総意は推定 8割 !?

岡山市都市整備局 都市・交通部 交通政策課 公共交通係が令和元年9月9日(月)から令和元年10月7日(月)まで実施した、路面電車の将来のネットワークについてのパブリックコメント

その結果の公表は、締切日から4ヶ月以上が過ぎた令和2年2月の下旬。利用者の視点なき岡山市政の下、ご担当者みな様の艱難辛苦の推察は難くなく、大変おつかれ様でございました。さて、2017年10月1日に投開票された岡山市長選挙の投票率は過去最低の28.35%で「現職市長の得票数 ÷ 有権者数」で割り出される信任率は、約2割。そんな首長が強権的に進める市政の一つが、路面電車の延伸および環状化。投票に行かない、岡山市政に無関心な有権者の問題はさておき、その無関心を突いて敢行されたパブコメながらも、なんと、路面電車の不要論またぞろ散見。数秒ザッと眺めて直観したのは、路面電車推進派は 2割程度で、延伸慎重派・市政懐疑派・MaaSやBRTなど未来志向派あわせて路面電車不要論の総和は 8割ではなかろうか…と。



Remember HIROSHIMA ! No more UTSUNOMIYA !! 岡山市民の声なき声(パブコメ)に耳を傾けるなら、広島市の “ 共通定期券制度 ” に学び、宇都宮市の “ LRT 導入の錯誤、「LRT ありき」に陥らせた「不幸」等について ” から多くを教わり、次の世代のために同じ轍を踏んではならない私たち岡山市民。

公共の利益なき路面電車ありき、何がそこまでさせるのか? 岡山市長の気味悪さは増すばかり――。
( 機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通、市長の着任、岡山市の転出超過は無縁ではなさそう… )

※ 一般的に、国政や市政に関心が低い地域における公共事業に関するパブリックコメントは、ステークホルダーのなかでも利益を享受する団体による組織票ならぬ「大賛成・賛成・修正可」の組織的投稿(ラウド・マイノリティ効果)により大部分が占拠され易いのですが、今回のパブコメにみる「大賛成・賛成・修正可」意見は、半数を満たすか否かの低水準。スマートなサイレント・マジョリティの意見によって私は、岡山市が健全化する可能性と希望を感じ取り、感謝の念に堪えない今しがた。いづれにしても岡山市の健やかな将来を願う市民にとって、このたびの「路面電車の将来のネットワークについてのパブリックコメント(ご意見募集)の結果について」は重要な資料であるため、改竄や削除を防ぐ目的において、ここに共有いたします。



場への嫌がらせや、自宅へ送りつけられたSLAP訴訟を匂わす通告書をも乗り越えて

もはや行動原理の主目的は金銭を得ることではなくなり、徳業の実現に生きる歓びを見出した私――。

ではありますが、権威との対峙は趣味のはずなく得意でもなく、正直に告白するなら見て見ぬ振りしたい、言語化するには億劫すぎる憂鬱な事業。何がそこまでさせるのか? さはさりながら、それが徳業。岡山市の天然リソースに魅せられ2006年、札幌〜東京を経た私は大阪より移住。海の幸に山の幸の恩恵を授かり、燃え尽きたはずの企業戦士は瞬く間に再醒、フェニックスの如く一騎当千のサイバー戦士として蘇生したり。

私は今ここ。こうして生かされるのは、繰り返すまでもなく恵まれ過ぎの岡山秘境の天然リソースと、珠玉のご縁をくださる皆々さまのお陰様。なれば報恩謝徳と利他の心を以って地域貢献しなくては。その志に突き動かされる私は歯に衣着せず「王様の耳はロバの耳」「市民の総意に耳を傾けない大森市長の路面電車ありきは薄気味が悪い」と叫び、近未来の真実を語ることで、イソップ寓話に読むハッピーエンドを目論んだりも。

あらためて 大森雅夫市長 殿
私の提言は「1. MaaS に逆行する時代錯誤の路面電車を速やかに廃線し、2. 路線バスの運賃プール制を主軸に犇めく事業会社を統廃合するための「岡山市交通局」を創設。引き続いて、3. 郊外へと伸びゆく路線フリーの BRT を整備しましょう」という、いたってシンプルたった3つです。

路面電車は軌道架線が不可欠で、それらに費やされる保守・点検コストは莫大かつ、なんといっても輸送費あわせて多額の補助金が浪費される電車車両の取得費用が市の財政に与える打撃は甚大。2億8千万円超のMOMO2に換算するとき、新型連接バスなら3-4台が購入可能であることから、持続可能な地域の将来を考える誠実な首長(例えば福岡市神戸市宇部市)は、LRT ではなく BRT を選択なされたり。特定の事業会社を喜ばせる傍ら市民に負債を負わせる大森市長の路面電車(LRT)ありきは、やはり気味が悪いです……。
( 機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通、市長の着任、岡山市の転出超過は無縁ではなさそう… )

岡山の栄枯盛衰を将来的に司る路面電車の延伸と環状化には “ 住民投票 ” が必要で、岡山の県民・市民の総意なき強行は即ち “ 市長のリコール ” に直結する大事件。誠実な説明を何卒よろしくお願いいたします。


再々掲で恐縮ですが、機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通機関の問題の本質は、岡山駅東口のバス乗り場に集約されており、乗り入れる路線バス7社および、乗り入れを阻害されている岡山市中心部循環バス「めぐりん」を含めた統廃合こそ喫緊の課題。群雄割拠の戦国バス時代に終止符を打つには、繰り返すまでもなく「岡山市交通局」新設の選択しか残されておりません。責任を負わない岡山市が不毛な会議を続ければ、結末は、勝者のいない焼け野原。なれば市民の私は岡山令和刷新事業 “ おかやま市 MaaS プロジェクト ” を推進、「岡山市交通局」新設の陳情を継続いたします。ここまでお読みくださり、ありがとうございます。


※ このコラムは組織を代表する意見でも、友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。


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時代に先駆け地方都市、岡山市へ移住・定住10年超。大企業5社、自治体の外郭団体2組織での就業とスタートアップあわせてキャリアチェンジ(転職・起業)6回超(出向を含む11社に所属)など、多様で多彩な実経験に裏打ちされた実業出身の実務家(誠の有識者)として、社員・職員のリカレント教育や生涯学習の習慣づけ、副業・兼業に関する学び直しの支援を行います。また、上場企業での管理職経験を活かして大企業と中小零細企業の生産性を比較分析、未来志向の人財開発および、労使双方の観点から実りある働き方改革の提案など、旬のソリューションサービスをご提供いたします。


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公共交通機関再生の主体としての「岡山市交通局」新設に関する陳情書

岡山令和刷新事業 “ おかやま市 MaaS プロジェクト ” のページ


多数のバス利用者 + 自動車が迷惑を被る路面電車ありきの信号サイクル改悪のナンセンス


過日。岡山市の公共交通機関のグランドデザインに関する真の有識者様との対談を経て、2019年10月27日。公共交通機関再生の主体としての「岡山市交通局」新設に関する陳情書を提出(郵送)しましたので、この場において共有いたします。貴重な教示を幾つも授けてくださったK様に、心より感謝いたします。


------------------------------------------- 同封した添え状からの抜粋 ここから

岡山市議会 議長 浦上 雅彦

「岡山市交通局」新設に関する陳情書提出の件

拝啓
 岡山市議会におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

岡山市議会議長 浦上様の改革断行の労に敬服するとともに、そのことにより地域発展の希望は芽生え、私も某の役に立ちたいと考え、陳情書を提出します。MaaSをはじめ、世の変遷に無頓着な市議会議員の啓蒙をも含めまして、採決および結論、採択くださいますよう何卒、よろしくお願い申し上げます。 敬具

・ 同封書類 1. 添え状 1通 2. 陳情書 1通 3. 9月29日提出済みのパブリックコメント 1通
4. 2017年8月30日お手渡し済みの提言書 1通 5. 首相官邸 未来投資会議 関連資料 1式

------------------------------------------- 同封した添え状からの抜粋 ここまで

おかやま市 MaaS プロジェクト ” いま岡山の県民・市民が議論を始めなければ、この街は終わる…


※ このコラムは組織を代表する意見でも、友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。


 著者紹介 )) 経営DXラボ CIO ディープテック構想アーティスト 菅野敦也
リベラルアーツ(あるいは、ディープテック)を活かして SDGs、Online Merges with Offline(OMO)、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業および、AIスコアリング研究を推進。Society 5.0に臨む、地方創生ホラクラシー組織づくりも試行しています!
時代に先駆け地方都市、岡山市へ移住・定住10年超。大企業5社、自治体の外郭団体2組織での就業とスタートアップあわせてキャリアチェンジ(転職・起業)6回超(出向を含む11社に所属)など、多様で多彩な実経験に裏打ちされた実業出身の実務家(誠の有識者)として、社員・職員のリカレント教育や生涯学習の習慣づけ、副業・兼業に関する学び直しの支援を行います。また、上場企業での管理職経験を活かして大企業と中小零細企業の生産性を比較分析、未来志向の人財開発および、労使双方の観点から実りある働き方改革の提案など、旬のソリューションサービスをご提供いたします。


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危険・危篤・禁断。日本一短い岡山市の3K路面電車を可及的速やかに廃線しなければならない3つの理由 by おかやま市 MaaS プロジェクト.

岡山令和刷新事業 “ おかやま市 MaaS プロジェクト ” のページ

岡山市のBRT化の兆し
本一短い ≒ 日本一効率の悪い岡山市の
 路面電車は、危険・危篤・禁断の3K電車


広く張り巡らされ広島市民に愛される路面電車 “ ひろでん ” と、日本一短い岡山市の路面電車は似て非なり。街なか幹線道路の中央を占拠することで岡山駅と郊外を結ぶパークアンドライドの実現を阻害し、岡山市の公共交通機関を久しく機能不全に陥れてきたばかりか、今となっては MaaS の導入を阻む抵抗勢力。少し考えれば子供でも判ることですが、

クリームスキミング ” の本家は中心市街地のみを走る5Kmに満たない岡山市の路面電車であり、旧態依然とした昭和の遺物の温存と引き換えに、岡山市の公共交通の成長の芽は摘まれ続けて、郊外を走る路線バスは赤字による間引きや廃線に追い込まれ。公金を含む莫大なサンクコストあわせ、岡山市民の損害は甚大…。

ベンダーロックインに類似の、大正時代のレガシーシステム 路面電車ロックイン衰退一途の岡山市

※ 路面電車の超高額な車輌価格と陸送費、軌道・架線等メンテナンス費用は莫大(比較表

 “ 注目浴びる「路面電車」、実は非効率だった! 全国のLRT導入ムードに暗雲も

MaaSCASE による時代の変化を拒む、機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通機関の病は必然的に進行し、約4.7Kmという日本一短い ≒ 日本一効率の悪い岡山市の路面電車の延伸を敢行する、いわば地方自治体の自殺によって、岡山市の公共交通は危篤状態に陥っています。かつてマーケティング出張族として東京、大阪はもとより横浜、名古屋、仙台、札幌、京都、神戸、博多の地下鉄や、広島の路面電車に乗車すること頻繁。公共交通機関の意味と意義を痛感している私は、危険・危篤・禁断。日本一短い岡山市の3K路面電車を可及的速やかに廃線しなければならない3つの理由について、丁寧な説明を続けて参ろうと存じます。

 ※※※ ノーガード電停ルポ岡山 波紋広がる岡山・電停事故
1. 路面電車の軌道や架線は、歩行者、自転車、自動車にとって極めて危険な障害物
2. 幹線道路中央を専有する時代錯誤の路面電車により岡山市の公共交通は危篤状態
3. 禁断の街テロ(公共交通機関のストライキ)を勃発させた請負事業者は一発退場

※ 8月29日追記 )放置されたノーガード電停小橋停留場 ” “ 中納言停留場 ” は人命を脅かす
【ノーガード電停】クルマがバンバン走るなかで命がけで電車の乗り降り

※ 2月20日追記 )路面電車の老朽化。下記、頻発する全線不通問題を考えるニュース報道。
路面電車が脱線けが人なし。岡山市内の路面電車「岡山電気軌道」


日本一短い岡山市の路面電車の廃線理由は星の数なれども上述、主要な3点について解説を。


1. 路面電車の軌道や架線は、歩行者、自転車、自動車にとって極めて危険な障害物

ひとたび「南海トラフ地震」等に見舞われようものなら路面電車の架線は倒壊、重厚長大な車輌は脱線し、忽ち復旧・復興を妨げる悪魔のような厄介者に豹変する、そんな想像は難くない。最近は路面電車の軌道と反り返ったアスファルトによる、観光のお客様のトロリーバッグの立ち往生を散見。大変申し訳なく思います。

街なかを徒歩や自転車で移動する私は、自身を含めて危険な場面に幾度となく遭遇しきり。

軌道・架線等のメンテナンス費用など岡山市のサンクコストは甚大です(比較表)。

喫緊の対応策
路面電車の可及的速やかな廃線による軌道・架線の撤去および、BRTの整備


2. 幹線道路中央を専有する時代錯誤の路面電車により岡山市の公共交通は危篤状態


おかやま市 MaaS プロジェクト ” いま岡山の県民・市民が議論を始めなければ、この街は終わる…

機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通機関の問題の本質は、改善・改革の主体たるべき『岡山市交通局』を新設しない地方自治体の不作為であり、その深刻な問題を、大問題と認識していない岡山市議会・県議会の啓蒙もまた急務と言わざるを得ません。隗より始めよ。私のパブリックコメントをシェアします。


喫緊の対応策
路面電車の廃線および、BRTの整備を実現に導く『岡山市交通局』の新設


3. 禁断の街テロ(公共交通機関のストライキ)を勃発させた請負事業者は一発退場


その蛮行たるや街の機能不全をもって人々を困惑させ不安に陥れるテロ行為で、将に街テロ。競合他社の事業認可取り消しを東京地裁に求めた提訴の結末にあわせ、同社は裁きを受けなければなりません。

 『 宇野バス Vs 両備バス。両者の比較に垣間見る公共の大義と経営哲学


なるほど宇野バス(宇野自動車株式会社)は利用者の利便性を追求しており、公共交通を担う企業としての美しすぎる大義がアリアリ伝わってくるばかりか、路線バスのデザインの地味さはコスト圧縮努力を印象づけるものであり、そこから透けて見える経営哲学は極めて崇高であるものとして敬服するばかりです。

喫緊の対応策
路面電車の廃線に伴う岡山電気軌道の解体と、宇野バス社によるBRT事業の開始


路面電車の速やかな廃線および、BRT化による岡山市の公共交通の再生


大正〜昭和。時代錯誤の路面電車の延伸は MaaS 時代に逆行するばかりか、岡山市の財政を早晩破綻に導く超高コストなレガシーシステム。それも約4.7Kmという日本一短い ≒ 日本一効率の悪い岡山市の路面電車の環状化の議論は馬鹿げたそれであり、LRTとBRTの費用対効果から鑑みるとき「JR桃太郎線のLRT化」などは余りにもナンセンス。機能不全に陥って久しい岡山の公共交通の問題の本質は、改善・改革の主体となるべく「岡山市交通局」を新設しない自治体の不作為であること。何よりも徒歩・自転車で街なかを回遊する人々にとって路面電車の軌道は危険極まりない障害物で、しかも架線は街の風景を台無しにする過去の遺物であることを、スマートなサイレント・マジョリティは嫌というほど知っているのです。なればこそ、


未来志向の街づくりを標榜し、BRTを既に導入している賢い “ 福岡市 ” “ 新潟市 ” または、導入を検討しているクレバーな都市 “ 神戸市 ” “ 岐阜市 ” さらには “ 宇部市 ” に倣いたいと私は考えます。

※ 2020年10月18日(日)追記報告。岡山版BRTの導入提言に努めるなか “ 都心と臨海地域とを結ぶ東京BRTについて ” & “ TOKYO BRT ” を参考としてリンクを追記、および下記の動画を共有いたします。

おかやま市 MaaS プロジェクト ” いま岡山の県民・市民が議論を始めなければ、この街は終わる…
 岡山県議会・市議会議員の皆さま “ 路面電車を創造的に廃線する理由 ” 是非ご議論ください!

※ 衆議院議員 加藤 勝信先生が会長代行を務めておられる「ポストコロナの地方創生実現のための公共交通ネットワークの再構築を目指す議員連盟」による、気仙沼線BRTご視察の際のレポート共有動画

岡山の健やかな未来のために厳しい物言いはありましたけれども、現状を打破する、地域を健全に承継する持続可能な開発目標(SDGS)への強い想いを携え、岡山令和刷新事業 “ おかやま市 MaaS プロジェクト ” を鋭意推進いたします。岡山市で夢と希望を捨ててしまった人、革新への熱い想いを失ってしまった人々にとって、拙コラムが再びニュータイプ同志みな様の「考える、きっかけ。」になれれば誠に幸いです。


※ このコラムは組織を代表する意見でも、友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。


 著者紹介 )) 経営DXラボ CIO ディープテック構想アーティスト 菅野敦也
リベラルアーツ(あるいは、ディープテック)を活かして SDGs、Online Merges with Offline(OMO)、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業および、AIスコアリング研究を推進。Society 5.0に臨む、地方創生ホラクラシー組織づくりも試行しています!
時代に先駆け地方都市、岡山市へ移住・定住10年超。大企業5社、自治体の外郭団体2組織での就業とスタートアップあわせてキャリアチェンジ(転職・起業)6回超(出向を含む11社に所属)など、多様で多彩な実経験に裏打ちされた実業出身の実務家(誠の有識者)として、社員・職員のリカレント教育や生涯学習の習慣づけ、副業・兼業に関する学び直しの支援を行います。また、上場企業での管理職経験を活かして大企業と中小零細企業の生産性を比較分析、未来志向の人財開発および、労使双方の観点から実りある働き方改革の提案など、旬のソリューションサービスをご提供いたします。


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