政策形成ブログ

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ムラ社会

地方議会の品質:選択的夫婦別姓に反対する陳情を採択し、心貧しい「ムラ社会」の実情を世界へ露呈する、岡山県議会の低すぎる議員スコア。

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議会の品質 / 議員スコア ” ふたたびのページ


ラ社会の実情を露呈する岡山県議会議員
急がれる地方議会議員の行動変容
3月16日(火)。毎日新聞Web刊の記事「岡山県議会、選択的夫婦別姓反対の意見書可決へ 自民県議団主導」の見出しが目に留まり。岡山への移住を促す SMOUTプロジェクトを運営する私は余りにも残念で、このように恥ずかしい、時代錯誤の長老支配による陳情採択等の再発防止を兼ね、あらためて “ 議会の品質 / 議員スコア ” をシェアすることに。

他方、岡山市議会では、KSB 5ch Web記事 “ 「選択的夫婦別姓制度」に反対する陳情は不採択 岡山市議会閉会 ” に読むように、選択的夫婦別氏制度反対陳情を退けたのは真っ当ながら、岡山市を衰退へと導く路面電車ロックインありきの大森岡山市政の、総額約3441億円の当初予算案の可決で問われる議会の品質



話を岡山県議会に戻さば、そもそも同県議会は 2018年。「ライドシェアの導入に反対し、タクシー事業の適正化・活性化を求める意見書」なるシェアリングエコノミー時代に抗う意味不明の意見書を国に提出してしまうなど、ESG評価をあわせて、来たるべく近未来を描けていない。低すぎる議員スコアの査定は難くなく。


低すぎる議員スコアを嘆いているだけでは岡山は変わらないので、選択的夫婦別姓が『家族の呼称』を否定し社会基盤たる「家族の一体感」や「親子の絆」を弱める懸念岡山 NEWS WEB 夫婦別姓に反対する陳情を採択)が如何にムラ社会における無理解に起因するものであるか、その理解を促すコラム複数をご紹介。


“夫婦別姓”の水掛け論にひろゆき氏「日本が現実を見ていない」 戸籍の歴史と伝統はどこまで尊重すべきか 』と『 働く母に起きた“事件”──誤解だらけの「選択的夫婦別姓」と「家族の一体感」という呪い 』。世界から見た日本、日本の社会学を通して見た岡山県議会。サル山根性オヤジの一掃は急がれましょう。


他にも政務活動費の開示に関連して岡山県議会は “〈最高裁が初めての判断〉公金支出の透明性確保を狙う ” に読むように、政治費用に関する恥ずかしい話題を総取り。夫婦別姓「反対」意見書を主導した岡山県の自民党県議団にみる「サル山」のシステムの頑強さは今なお国内屈指として継承されている様子が窺われます。



山の県都はなぜ衰退するのか? 問題の本質は、市民が投票に行かないから…

※ 投票啓発キャンペーン愛称: “ 岡山市の未来は市民が選ぶ。今度こそプロジェクト

海の幸に山の幸。交通の要衝である晴れの国おかやま市は日本一素敵な街ですが、如何せん有権者が首長選びを怠るならSPC理論は発動し易く、特定の目的を背負った首長が何処からともなく現れて、特定の企業ファーストの岡山市政の出来上がり。どうすれば岡山市民ファーストに反転できる !? 投票に行きましょう !!


新元号「令和」のライフワークは徳業により洗練される。そう考え、立ち上げた社会事業は “ 岡山令和刷新事業 ” 。コアを担うプロジェクトは、災害に強く、心豊かに生きられる Society 5.0 の街づくり。行政のデジタル化自治体クラウドの導入を促すデジタル陳情書の提出など、DX技術の駆使により推進しています。


Beyondコロナ(COVID-19) 反都市化で加速する地方創生、強い街づくり
 〜 自給自足新しい生活様式)へ先祖返りする Society 5.0シティ

張り詰めていた東京一極集中が逆回転を始める、そのトリガーを引いてしまった、COVID-19

すでに起こった逆都市化に呼応する、SDGsローカルハブSociety5.0シティ」を地方に幾つも誕生させる壮大な事業構想。地方の荒廃農地と耕作放棄地に、半農半DX人財(DX公務員)の移住を促し、CPSを実装することで「自給自足」と「ベーシックインカム」を同時機能させる「スーパーシティ」構想の進化版。もはやリニア中央新幹線より優先し、推進されるべく国の公共事業緊急提言にまとめて、ここに共有いたします。


本エントリーもなおキャッチィな釣りタイトルからダッチロールを続けたものの、そろそろ滑らかにランディングしなくては…。と、私が描いているBeyondコロナのサイバーフィジカルシステム(CPS)戦略とは、フィジカル空間で洗練した自らの哲学をサイバー空間で分析・知識化を行い、創出した情報・価値によって産業の活性化や社会問題(ディープイシュー)の解決を図る技術(ディープテック)を活かして生きること。

すでに起こった未来は、逆回転を始めた東京一極集中。急ぎ国家プロジェクトを緊急提言にまとめたり。

※※ 緊急提言【 スーパーシティ岡山インキュベーション・プログラム 2020 】2020.6.14 転載

札幌〜東京〜大阪を経て、2006年。地方都市おかやま市へ移住し、深く静かに潜伏を続ける私の役割あります、バラエティ。拙コラム「「スーパーシティ」構想の魁は、吉備中央町」からの再掲と相成りますが、岡山版「スーパーシティ」構想をシェアして擱筆します。ここまでお読みくださり、感謝の念に堪えません。

※ このコラムは組織を代表する意見でも友人・知人と共有するものでもなく、あくまで健やかな地域の未来を願う一人の岡山市民としての、わたくし個人の見解である旨ご賢察ください。ありがとうございます。


 著者紹介 )) 経営DXラボ CIO GXDX融合イノベーター 菅野敦也
リベラルアーツ(あるいは、ディープテック)を活かして SDGs、Online Merges with Offline(OMO)、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業および、AIスコアリング研究を推進。Society 5.0に臨む、地方創生ホラクラシー組織づくりも試行しています!
時代に先駆け地方都市、岡山市へ移住・定住10年超。大企業5社、自治体の外郭団体2組織での就業とスタートアップあわせてキャリアチェンジ(転職・起業)6回以上(出向を含む11社に所属)。多様な実務のなかで鍛え抜かれたDX人材(DX投資で先行する大企業を内部から俯瞰し適切なUXを体得した横断型人材)として、新しい生活様式に呼応する働き方DXの支援を実施。また、上場企業での管理職経験を活かして、大企業と中小零細企業の生産性を比較分析。未来志向の人財開発および、DX経営ビジョンの提案など、旬のソリューションサービスをご提供いたします。


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“ ニュータイプの時代 ” 地方都市伝説よもやま、リベラルアーツ考。

名著『 ニュータイプの時代 』読了所感のページ


ベラルアーツを磨き続ける即ち、塾員なり

1982年。札幌より渡海し塾生となり1986年、就職後は東京・秋葉原〜大阪・日本橋の鎬を削るメガ市場で磨かれて、1997年からは携帯端末機を扱う華やかな情報通信業界のマーケターとして東奔西走。自由で直観的で、わがままで好奇心の強い無邪気な私は日本津々浦々44都道府県を出張するなか居住先を選定し、元本10数倍に育った有価証券類をキャッシュポジションに移行し、新しいライフスタイルの創出を兼ねて不動産投資にシフト。1本超の年俸も一部上場企業のマネージャーという職位にも何ら未練はなく、大阪から岡山へ移住を敢行した当時は42歳の2006年。恬淡な性格ゆえ出身校に特に拘りはなかったものの、社会起業に臨んだ昨年2018年。地元代議士の事務所へ設立趣旨説明に訪ねた折、衆議院議員秘書氏より社中協力は大事だと諭され “ 岡山県三田会 ” への参加を促され、そうやって令和元年。星の数ほど繰り返す自我作古の一環として2019年7月16日(火)@ ホテルグランヴィア岡山 3階 クリスタル.へ入場。目的の一つは2017年、物議を醸した塾長選を制して就任された長谷山彰さんの講話を聴くことと、二つ目は、旧態依然とした地方における三田会の態勢の確認。三つ目は、ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式に基づいて、オールドタイプ(旧型の価値観)とニュータイプ(新型の価値観)の識別眼を涵養すること。


会場へ入室たちまち視界に飛び込んだのは、各テーブルに掲げられた「○○年〜××年卒」の文字。続いてステージかぶりつき、特等席付近に眺めた老人倶楽部のような光景は、紛れもなくカルト的。美味しいポジションは某の序列に従い、師弟関係で結ばれた一部の塾員は主賓のようにもてなされる、概ね想定通りの状況ではあったものの、老人の思い出話をしばらく聞かされ、老人から老人への会長交代の儀式へ続いた。天然リソースに恵まれながら健全に成長できない岡山経済、岡山の企業からイノベーションが起きない理由はこの場に凝縮されていて、『【山口周】日本企業からイノベーションが起きない、喜劇的だが本質的な理由』、『今後は問題を「解決」できる人より、「発見」できる人の価値が増す』を拝読して意気消沈し、頷く私。

二つの救いは長谷山彰塾長の講話の中にリベラル・アーツが組み込まれていたことと、余剰幻想に満ちた老人の会を横目に、次の岡山経済界を担うであろう会場末席の塾員から “ 岡山ジュニア三田会 ” の存在と活動内容を愉しく聞けたこと。私たち塾員はリベラルアーツを育む慶應義塾に通っていたハズなのに、閉塞感の強すぎる地方都市では階層型のカルトな会になっており、あな恐ろしや。西日本豪雨で被災した地域を励ますために何がなんでも開催しなければならなかった桃太郎まつり 納涼花火大会をアッサリ中止にした元会頭と、競合他社による既得のバス路線への参入に際し公共交通の街テロを敢行して岡山の県民・市民・来訪者を困惑させた現会長。週刊文春と相性のよくない大物代議士のお姿を拝見まもなく、橘玲さんのコラム『“芸術”という腐った楽園 週刊プレイボーイ連載(126)』を思わず想起。文中の「エセ左翼的で現実離れしたファンタジックな芸術論を語りあうだけで死んでいける腐った楽園」、「師弟関係で部外者を排除し、受賞暦によって階級が上がっていくムラ社会」が鮮明に蘇る。敢為活発堅忍不屈の精神、気品の泉源・智徳の模範、義塾の『修身要領』を見出すことは余りにも難しかった。岡山県三田会に参加することは二度となさそう。


岡山ジュニア三田会が、岡山県三田会を刷新する時、社中協力。参加したいと率直に感じています。



論と、表現の不自由展・その後 @ 情の時代 あいちトリエンナーレ 2019.

さて、『 ニュータイプの時代 』P.286 より「スティーブ・ジョブズは、カリグラフィーの美しさを知っていたからこそ『なぜ、コンピューターフォントはこんなにも醜いのか?』という問いを持つことができました。あるいはチェ・ゲバラはプラトンが示す理想国家を知っていたからこそ『なぜキューバの状況はこれほどまでに悲惨なのか』という問いを持つことができました。目の前の世界を『そういうものだから仕方がない』と受け止めてあきらめるのではなく、比較相対化する。そうすることで浮かび上がってくる『普遍性のなさ』にこそ疑うべき常識があり、リベラルアーツはそれを映し出すレンズとして最もシャープな解像度をもっているということです」。この文脈を借りるとき「菅野敦也は、全国主要都市の公共交通機関を知っているからこそ『なぜ岡山市の公共交通はこれほどまで機能不全なのか』という問いを立てることができるのです。

さらに『 ニュータイプの時代 』P.339 より「社会全体が役割分担をして生み出した富が一部の人にだけ極端に偏在している、というのはシステムの機能不全によって発生しています。オールドタイプは『価値よりも貨幣』を求めて仕事を選びますから、この機能不全を利用して『美味しいポジション』に場所を得ようとします。一方、ニュータイプは『貨幣より価値』を求めて仕事を選び、システムの機能不全を修正するために運動します。そして、ニュータイプによる運動が功を奏してシステムの修正がなされると、機能不全によって発ししていた富の偏在は是正され、結果としてオールドタイプが巣くっていた『美味しいポジション』は唐突に蒸発することになります」。将に、貨幣より価値を求めて仕事を選ぶ私の徳業プロジェクトの一つは “ おかやま市 MaaS プロジェクト ” であり、公共交通エリアの上に敷設した路面電車の軌道を以って利得の一者独占を恣にするオールドタイプが巣くっていた『美味しいポジション』は間もなく蒸発することでしょう。

そうやって P.344 まとめ「システムに最適化することで美味しいポジションを独占しようとするオールドタイプの行動様式は、今後、環境変化が激しくなることでむしろ過剰最適化の問題を招くことになる。このような社会にあっては、『貨幣』よりも、本質的な『価値』を見据えて自分の居場所を作ろうとするニュータイプの方が、はるかに長期的にサスティナブルなキャリアを歩むことができる」にパシーンと膝を痛打する私は、次の世代に席を譲ろうとしないオールドタイプ丸出しの年老いた先輩塾員を尻目に、他方で “ あいらぶ岡山 ” 晴れの国は大好きなので前述。岡山の健やかな近未来のために厳しい物言いはありましたけれども、現状を打破する、地域を健全に承継する持続可能な開発目標(SDGS)への強い想いを携え、岡山令和刷新事業を鋭意推進いたします。岡山市で夢と希望を捨ててしまった人、革新への熱い想いを失ってしまった人々にとって、拙コラムが再びニュータイプ同志みな様の「考える、きっかけ。」になれれば誠に幸いでございます。


最後に、福澤先生の理念「慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず、躬行実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり」を拝聴いたします。

※ このコラムは組織を代表する意見ではなく、あくまで個人の見解である旨ご賢察ください。


 著者紹介 )) 働き方改革 lab. CIO ディープテック構想アーティスト 菅野敦也
リベラルアーツ(あるいは、ディープテック)を活かして SDGs、Online Merges with Offline(OMO)、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業および、AIスコアリング研究を推進。Society 5.0に臨む、地方創生ホラクラシー組織づくりも試行しています!
時代に先駆け地方都市、岡山市へ移住・定住10年超。大企業5社、自治体の外郭団体2組織での就業とスタートアップあわせてキャリアチェンジ(転職・起業)6回超(出向を含む11社に所属)など、多様で多彩な実経験に裏打ちされた実業出身の実務家(誠の有識者)として、社員・職員のリカレント教育や生涯学習の習慣づけ、副業・兼業に関する学び直しの支援を行います。また、上場企業での管理職経験を活かして大企業と中小零細企業の生産性を比較分析、未来志向の人財開発および、労使双方の観点から実りある働き方改革の提案など、旬のソリューションサービスをご提供いたします。


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