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「 燃える思いの唯心山(ゆいしんざん) 」
画像は2008年4月21日、岡山後楽園の中央に配される、沢の池越しに撮影した岡山城と唯心山。
色づき始めた赤紫のサツキツツジも見えるはず。
同時に、春の季語のツツジは、芭蕉の俳句や、「花のように美しい君」の万葉の枕詞、躑躅花(つつじばな)の想起を誘っているのかも。
そんな躑躅の花言葉は上品、初恋、恋の喜び、燃える思いなど。
ツツジを調べるうち、思わずうっとり。 白のサツキが花咲く前に、庭園の美を謳う私の少ない語彙(ごい)は、燃え尽きてしまいそう(涙)。
レンゲの花咲く後楽園の井田(せいでん)
※ ハスの花(蓮華)に似ているマメ科のゲンゲの花を、レンゲや、れんげ草と呼ぶようになったとか(驚)。 学びは楽しく有難く。
「 心和らぐ自然の情景 」
緑の草原と、紫雲英(ゲンゲ)の花のコントラスト。
少年の頃、毎日遊んだ懐かしい田園風景に、借景の岡山城を添えて思い出す……、贅を尽くしてくれる後楽園の懐深さが有難く。
あらためてレンゲ草の花言葉は、心が和らぐ、私の幸せ、ほか。
幸せへと歩み出す夫妻の一歩を、蓮華とともに応援したく。 そう、このブログのタイトルは『幸せへの一歩』……、ですものネ(祝)。
「 岡山のセントラル・パーク!? 」
セントラルパークと聞けば、ニューヨークはマンハッタン。 マンハッタンと聞くなら、
ブロードウェイ・ミュージカルのタイムズ・スクウェアや、観光客をショーウインドウの虜にするショッピング街、FifthAvenue(五番街)。
他にも世界のエコノミストの登竜門、金融街として名高いウォール・ストリートを想起している御仁も多く、いらっしゃると思われます。
300有余年の歴史に磨かれた岡山後楽園に、自由の国の象徴、セントラルパークのイメージが重なってくるとは、異に思うも面白く。
新緑の芝生を散歩する人、昼寝する人、流店(りゅうてん:藩主の休憩所)で談笑する人、挙式する人、自由闊達な空気が流れてる。
異国まで想いを馳せれば、半日で足りるはずはなく。
「 唯心山にて眺めると 」
紅紫のツツジの向こうに沢の池、左は懐旧誘う延養亭。
さて、れんげとツツジ色づく後楽園は、ビッグイベントの華盛り。 まずは、夜間特別開園「後楽園 春の宵待庭園」からお薦めしたく。
ライトアップに浮かぶ日本庭園の幻想的な空間に、クラシックコンサートの調べが心地よく響く光景は、まさに時空が奏でる芸術作品。
未曾有の情動に心底、驚かれたし(2008/4/26-5/6)。
(開催に関する詳細情報は、岡山後楽園の公式ホームページにて。 昨年の様子は当ブログの「春の宵待庭園2007」より)
さらにゴールデン・ウィークの子ども向けイベント『端午の節句だ!後楽園』。 こちらのチェックも、お忘れなく(2008/5/3-5/5)!!
「 牡丹(ぼたん)ほころび 」
(2008年4月29日(火)、最新画像を追加しました)
立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。 百花繚乱の庭園美を歩く皆様は、多分、百合の花に写るはず(謎)。
おいでんせぇ(いらっしゃいませ)岡山へ!
春から夏へと、皆様の歳時記の風雅なる1ページを、岡山後楽園で綴ること。 粋な計らいと存じます(後楽園のわびさび探求記)。
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【編集後記】
例えば大都会、東京のリゾート1デーパスポートは5800円、岡山後楽園の年間パスポートは2000円。 これまた、いとをかし(妙)。
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