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『学問のすすめ21』とは、
慶應義塾命名より150年を迎える2008年、先達が後輩を薫陶すべく「半学半教」の精神、
福澤先生の教えを引継ぐ慶應義塾の教員と卒業生(塾員)による13回に渡る講演会の総称。
目的は「未来先導」、新時代の先導者を育成すること。
【 慶應義塾創立150年記念講演会 】
『 学問のすゝめ21 』(岡山会場) テーマ「 終末期のケアを考える 」
・「 良い患者にならないために ― ひとりひとりにとってのQOL(Quality of Life) ― 」 俳優 石坂浩二氏 著書 金田一です。 by Amazon.
・「 亡くなり方を考える 」 慶應義塾大学 医学部教授 池上直己氏 著書 ベーシック 医療問題 (日経文庫) by Amazon.
・「 終末期ケアをめぐる医と法と倫理 」 慶應義塾大学大学院 法務研究科教授 井田良氏 著書 変革の時代における理論刑法学 by Amazon.
< パネルディスカッション >
「 終末期のケアを考える 」(コーディネーター役) エッセイスト 阿川佐和子氏 著書 ・婚約のあとで ・ウメ子 (小学館文庫) by Amazon.
< 司会 > NHK岡山放送局 アナウンサー 永松隆太朗氏(塾員)
< 日程 > 2008年3月30日(日) 13:30〜17:15 < 会場 > 岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)
< 主催 > 慶應義塾 < 共催 > 山陽新聞社 < 後援 > 岡山県、岡山市 < 特別協力 > 岡山県三田会
「 活用なき学問は無学に等し(『學問ノスヽメ』十二編より) 」
福澤諭吉先生は1835年(天保5年)、大坂堂島浜(大阪市福島区)生まれ。 適塾にて学ぶ1958年、蘭学塾(後の慶應義塾)を開設。
全社会の先導者たらんことを欲するものなり。 その福澤精神を刻んだ『学問のすゝめ』はあまりに有名。 思わず壱万円札を拝んだり!?
先生の社会貢献について、語るに及ばずということでしょう。 「ペンは剣よりも強し」同様、福澤語録(教え)を下記クリップしています。
「 独立自尊(どくりつじそん) 」
慶應義塾の源流を強く打ち出す理念とも。
先生の言葉より、風潮に揺れない超然とした独立の精神と、自責の念に基づく修養をして自己の尊厳(自尊)を得るべしと教えられ。
確固たる人格陶冶で身に付けし自己責任の下、英断をして正義を貫く生き方を。 いかに時代が変遷しようと普遍の原理をここにみる。
「 自我作古(じがさっこ) 」
福澤先生が中国元代『宋史』より引用し、先賢を称えた言葉。
新しい分野へ果敢に挑み、新たな学問を確立する。 未来への先導とテーマを掲げ、絶えず挑戦する慶應義塾のスピリッツがそこにある。
1939年(昭和14年)、藤原工業大学(現在の理工学部)の入学式に際し、小泉信三塾長は「我より古を作す」と訓示を発しておられます。
「 社中協力(しゃちゅうきょうりょく) 」
と聞くと、オープンソースや創発を想起してしまう。
社中とは当時、英単語companyの翻訳として用いられていたそうな。 志をともにする学生と卒業生、彼らの両親もまた同志として結びつく。
坂本龍馬が亀山社中と名づけた、強い結束を示唆する言葉でもあった。 独立と協力、強いラグビーにみる素早い集散力をイメージしてみたり。
慶大ラグビー「魂のタックル」とタイガージャージの良き思い出も。
「 デジタルコンテキスト・デザイン 」
知識創造立国として世界の知識社会に貢献すべし。 そんな未来先導を担う デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構 が慶大に。
概念的で役に立たない虚学を廃する、実学精神溢れる慶応義塾は、日本のIT分野における先導者たらしめん。 ただ唯、驚くばかり。
三田学内の同機構には最先端技術を駆使したグローバルスタジオが開設され、世界屈指の大学へと名乗りを上げているそうな(驚愕)。
ところで今回の講演やパネルディスカッションには、指一本触れておりませぬ。 それは近日、慶大Webのビデオ配信待ちということで。
(終末期と向き合う重厚なテーマも阿川氏と石坂氏、パネラー皆さまの塾員らしいウイットに富んだトークで終止符を結んでくださいました)
名古屋講演以前は、慶應義塾創立150年記念講演『学問のすゝめ21』で今スグご覧頂けます! 岡山講演も楽しみにお待ちください!!
(ブログメディアの先導者たらんことを欲し、綴り続けます)
そうして岡山講演を実現くださった出演者・スタッフの皆さま、そして福澤諭吉先生に心より感謝を申し上げたく。 ありがとうございます
【編集後記】
JR岡山駅より快速1時間の香川県会場にて2008年5月25日(日)、『学問のすゝめ21(テーマは日本の政治経済)』の設定アリ(興)。
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