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画像は2008年2月1日(金)、岡山後楽園にて撮影。
日本三名園のひとつ、特別名勝 岡山後楽園の恒例行事「芝焼き」風景をお伝えしようと試みて。
ご覧くださる皆さまに、昇龍の如く竜巻の、縁起の良さをお伝えできたらしめたもの。
さて13時、
冬枯れした芝の上をなぞる点火棒のあとからしずしずと、静かに広がる暖かな炎。
時々聞こえる「火が点くよ」は、撮影に夢中で、足元に火が点きそうなカメラファンを制す声。
寒風の中、岡山後楽園の枯れ芝を、焦がす炎に心は温もり、観ようによっては聖火の点灯式ではないかと、そんなふうに思えたり。
画像は延養亭(えんようてい)側から唯心山(ゆいしんざん)方面へと広まる静かな炎。
それを見守る岡山城。
黄金色の枯れ芝が、みるみる、春の芽吹きを誘う黒芝へと変わりゆく。
日本名園の迎える春の風物詩、岡山後楽園が魅せる歴史の歳時記に、またもうっとり。 多分これから、来年も(嬉)。
「向こう側の火はあっという間に来るから気をつけて!!」
画像は唯心山と沢の池側から寄せて来る元気な炎。
後楽園の芝焼きファン?と思しき観客の掛け声の通り、グングン速度を上げはじめた向こう側の炎。
おっ、おぉー、火は次第に勢いづいて火炎に変わる。
2008年の芝焼きも、無事にファースト・フィナーレへ。
あれよとベージュの芝生は黒のカーペットに衣替え。
言い換えれば、
眩い炎が黄金色の枯れ芝を、白の煙に包んで隠し、墨色のジュータンに変えていく。
いわば自然が織り成す魔法の絨毯(じゅうたん)。
つい、先ほどまでは黄金色……。
(オンマウスで画像が入れ替わります)
芝焼き終えた黒の土壌が緑々と、育むのだろう、あらたな芝生。 春、待ち遠し。
昭和40年(1965年)に始まった後楽園の芝焼きを、悠久な営みにして、庭園の美観を未来の人々に伝えていきたい。
まずは特別名勝 岡山後楽園を広く知ってもらわねば。 名園にて日本の心やわびさびを、見つけて頂けると期待して。
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【 編集後記 】
岡山後楽園はミシュランガイドで三ツ星評価(詳しくはブログ、いよいよおじさんの雑記帳 にて)。 外国のお客様が増えてる雰囲気も(嬉)。
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