大企業のブランド戦略を考察するページ

VSブランディング
「 大枚ブランディング 」

莫大な資金を惜しみなくメディアにつぎ込む、パワーで押し込む、大企業のブランド戦略。

リストラの傍ら、プロモーションコスト増は厭わない!?

メディア広告戦略は企業の救世主か、はたまた、妄信か……( ケロッグ経営大学院 ブランド実践講座―戦略の実行を支える20の視点 by Amazon. )。


「 国内マーケティングの遷移 」

マーケティングの日本上陸は1952年頃といわれ、その広まりは、テレビ放送が開始された1960年前後と比較的新しい。 当時の神器は、カラーテレビ、カー、クーラーの3Cだった(現在は、Google、mixi、Wikipediaの頭文字より「GmW」と呼ばれている)。

冷蔵庫や洗濯機など、耐久消費財の急速な普及が十人一色という同質のライフスタイルを創出し、マス(大衆)マーケティングが定着。 1980年、モノが行き渡ると消費者は、個性を好む消費スタイルを選択。 一人一色、付加価値を問う差別化マーケティングが囃される。 バブルはじける1990年頃にはモノ余りを背景に、顧客一人の大量購入を狙った、ワン・ツー・ワン(One-to-One)マーケティングが登場。

デフレが止まらない2000年。 マーケティングは、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の様相をみせはじめ。 その後は、顧客の購買行動を解析し、抱き合わせ販売のためのデータマイニングを編み出すなど、テクニカルに複雑化。

そうしてマーケティングは、崇高な机上の学問として崇められ、その請求書(マーケティングコスト)は、驚愕のそれに変貌を遂げる。 いつしか大企業は、マッキンゼーやボスコンなどのコンサルティング・ファームへ支払う膨大なコンサルティング・フィーに酔いしれていた。 ( 外資系コンサルの真実―マッキンゼーとボスコン by Amazon. )

年間フィー数億円に、広告宣伝費。 TVCM採用の場合、ブランド認知に効果があるといわれる投下量1000GRPは、約2億円。 信じられないが、一応の訳はある。


「 エクセレントカンパニー(超優良企業) 」

パワー(企業)ブランドの確立は、収益増加、株価上昇、企業価値増大、人財確保等、継続と繁栄の正のスパイラル入りと、夢のエクセレントカンパニーの仲間入りを約束してくれる。 マーケティング費を削減しない、漸増を続ける理由は、そこにある。

すると、莫大なマーケティングコストを調達できなければ、エクセレントカンパニーにはなれない、ということか。 中小企業、零細企業は、どうすべき!?

 次ページ「ブランディング・タクティクス」に続きます


【 編集後記 】

 大企業に所属していた頃の、惜しみなく投下されるブランド戦略コストに意気消沈した記憶が懐しく。 今は、創発の時代ですものね。


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